執筆者
株式会社アルファメイル
NP+編集部
「オトコを科学する」をキーワードに男性の悩みや課題の解決を科学的根拠をもってサポート。運動や睡眠、栄養など、健康に関する正しい知識を提供するためにコンテンツを製作中。
勃起時のペニスのハリは女性の満足度に大きな影響を及ぼす
健康な男性であれば性的興奮を感じると普段はふにゃふにゃで柔らかいペニスは、大きく、硬くなります。
勃起と呼ばれる現象です。
勃起によりしっかりとした硬さになることでペニスは女性の膣内に挿入できるようになります。逆に、何らかの原因でペニスが十分に硬くならず、柔らかいままだと膣内に挿入できません。
また、女性は太いペニスの方が性的満足度が高まる傾向にあることもいくつかの研究では報告されています。
そのため、男女ともに満足度の高い性行為を行うためには、勃起時のペニスがしっかりと硬くなることが重要になります。
ペニスをビンビンに硬くする4STEP
性行為が成功するためだけでなく、男女ともに満足度の高い性行為を行うためには、勃起時にペニスがしっかりと硬くなることが重要です。
ペニスを硬くするためには日々の生活習慣を見直すことが大事になります。
ペニスをビンビンに硬くするための4STEPを紹介します。
STEP1:心身がリラックスした状態を作る
最初のSTEPは心身がリラックスした状態を作ることです。
勃起は繊細な身体現象であり、正常に起きるためには、神経伝達がスムーズに行われる必要があります。
緊張や不安、落ち込み、過度な興奮などにより、自律神経が乱れていると、神経伝達が上手く伝わらなくなるのでどれだけ身体が健康でも勃起しにくくなります出典[1]。
そのため、まずは性行為の際に自分がリラックスできる環境を整えることが重要です。
例えば、性行為に対して不安がある場合はパートナーに打ち明けるなどして不安を解消しましょう。
ペニスをしっかりと硬くするためには、性行為を自分がリラックスできる状態で行うのが大事です。
STEP2:性的興奮を高める
2つ目のSTEPとして実施して欲しいのは、性的興奮を高めることです。
勃起は性的興奮がシグナルとなって、下半身に血液が送り込まれ、ペニスが硬く大きくなる現象です。
そのため、性的興奮に関わるホルモンの分泌量が高まりやすい身体状況を整えることが大事になります。
性的興奮を高めるために増やしたいホルモンはテストステロンとドーパミンの2つです。
テストステロンを高める
性的興奮を高めるために増やしたいホルモンの1つ目はテストステロンです。
テストステロンは男性ホルモンの1種であり、性的興奮時にペニスに血液を送り込む指令を出す働きがあります。
テストステロンはペニスの血管壁に作用することで、血管拡張物質であるNO(一酸化窒素)の産生量を増やします。NOが血管を拡張し、ペニスに流れ込む血液量が増えることでペニスは勃起するのです出典[2]。
テストステロンを高める習慣には次のようなものがあります。
- 10回ギリギリできる負荷の筋トレ
- 最低7時間の睡眠
- 多様な果物や野菜を積極的に摂取する
- 体脂肪率を10~15%で維持
- 禁酒、禁煙
- ストレスをためないようにする
テストステロンは生活習慣の影響を受けやすいので、まずは生活習慣を一度見直してみましょう。
ドーパミンを高める
2つ目はドーパミンです。
ドーパミンは脳内で分泌される神経伝達物質の1つであり、やる気(意欲)や興奮・快楽などに関わる、性欲には欠かせないホルモンです。
ドーパミンが不足すると性的興奮(性欲)が起こらなくなったり、NO産生に関わるシグナルが上手く伝わらなくなったりすることで勃起が起こらなくなります出典[3]。
次のような習慣はドーパミンを高める効果があります。
- 週3回程度の中強度のランニング
- 瞑想する
- バイオドーパの摂取
- 1日15分程度の日光浴を行う
- 刺激の強いポルノを見ない
ドーパミンもテストステロン同様に生活習慣の影響を受けやすいので、生活習慣を見直してみることが大事です。
STEP3:全身の血流を整える
3つ目のSTEPは全身の血流を整えることです。
勃起はペニスが血液で満たされることで硬く大きくなる現象ですが、ペニス内だけでなく全身の血流も重要になります。
なぜなら、性的興奮時にペニスに送り込まれる血液は、ずっとペニスに留まっているわけではなく、普段は全身を巡っているからです。
全身の血流が悪いと、ペニスにも十分な血液を循環させることができなくなってしまいます。
全身の血流を整えるのに重要なのは運動と食事です。
ランニングやジョギング
全身の血流を整えるために実践して欲しいことの1つ目はランニングやジョギングなどの有酸素運動です。
ランニングやジョギングのような全身運動は、血液が全身を巡るので全身の血流改善に効果的です。
2023年にアメリカのベイラー大学が発表した論文で、有酸素運動を行うことで勃起機能が改善することが示されています出典[4]。論文中では週に3~5回のランニングを30分以上行っている場合に効果が認められています。
ランニングやジョギングは場所を選ぶことなく手軽にできる運動です。
日々の生活に取り入れてみましょう。
脂質や糖質の多い食べ物を避ける
2つ目は脂質や糖質の多い食べ物を避けることです。
過剰な量の脂質や糖質は体内で酸化ストレスや炎症を発生させ、血管にダメージを与えることで血流を阻害します。また、脂質の多い食べ物はコレステロールの蓄積に繋がり血流を悪くする恐れもあります。
2022年に中国の汕頭大学医学院第一附属医院の研究グループは、2001~2004年のアメリカの国民健康栄養調査の横断的分析を3,693人を対象に行ないました。その結果、脂質や糖質を摂りすぎることで起こる食事性炎症と勃起不全の起こりやすさに相関関係があることが明らかにされています出典[5]。
全身の血流を良くするためには、脂質や糖質の多い食べ物であるジャンクフードや揚げ物、甘いお菓子・ジュースなどは避けるようにした方がよいでしょう。
果物や野菜を積極的に食べる
全身の血流を整えるために実践して欲しいことの3つ目は果物や野菜を積極的に食べることです。
果物や野菜にはビタミンCやポリフェノールなどの抗酸化物質が多く含まれており、血流の改善に効果的な食べ物です。
体内で発生した活性酸素は酸化ストレスとなり、血管へダメージを与えることで、血栓を作りやすくしたり、NOの産生を抑えたりすることで血流を悪くしてしまいます。
抗酸化物質は体内の活性酸素を除去してくれるので血流の改善に効果的なのです。
2013年にカナダの公衆衛生局が発表した論文で、野菜や果物を摂取しているとEDの発症が10%も低減することが示されています出典[6]。
農林水産省の「食事バランスガイド」では、1日に野菜350g、果物200gが推奨量されています。1日あたり野菜は5皿、果物は3皿分に相当するので、野菜と果物で3~8品目を食べるようにしましょう。
STEP4:ペニス内の血液量を増やす
最後に4番目のSTEPとして行うのはペニス内の血液量を増やすことです。
3番目のSTEPで全身の血流を整えることができたら、それらをペニスに送り込む能力を高めることに取り組みましょう。
ペニスに流れ込む血液量を増やすことで硬いペニスを実現できます。
具体的に実践して欲しいのは骨盤低筋の強化とブラックVキューブの摂取です。
骨盤底筋の強化
ペニス内の血液量を増やすために実施して欲しいことの1つ目はトレーニングで骨盤低筋を強化することです。
骨盤低筋は骨盤や肛門付近のインナーマッスルの総称です。リズミカルに収縮することでペニスに血液を送りこみ、持続的に収縮することでペニスからの血液の流出を防ぐ役割を持ちます。
2004年にイギリスのナフィールド・ヘルス・トーントン病院が発表した論文では、ED患者が骨盤低筋のトレーニングを6カ月間実行すると7割以上でEDの改善が認められることが明らかにされています出典[7]。
鍛え方はそれほど難しくありません。
肛門を締める時や尿を我慢する時にも収縮する筋肉なので、お尻を締めたり、尿を我慢する時のように力を入れることで鍛えることができます。
「座って3~10秒お尻を締める」を10~20回ほど行うことで骨盤底筋は強化できるので実践してみましょう。
ブラックVキューブの摂取
2つ目はブラックVキューブを摂取することです。
ブラックVキューブは、日本では黒ショウガやブラックジンジャーと呼ばれるショウガ科の植物である「クラチャイダム」を原料としたサプリメントです。有用成分であるジメトキシンフラボンを5%以上含有しているのが特徴になります。
2012年にタイのパヤオ大学の研究グループは、ブラックVキューブの原料であるクラチャイダムを2ヶ月1日90mg摂取することで、ペニスに送り込まれる血液量が増え、勃起時のペニスの太さや長さがどちらも1cm程度大きくなることが明らかにされています出典[8]。
効果のカギとなっているのは血管を収縮させるために働く酵素であるPDE5(ホスホジエステラーゼ5)の阻害です。
PDE-5はペニスに多く存在している酵素であり、勃起を終わらせるために血管を収縮させる働きがあります。
ブラックVキューブがPDE5を阻害することで血管が収縮するのを防ぎ、血流が維持できるため勃起力を高めることができるのです。
あくまでサプリメントなので補助的な位置づけとして捉えておき、他の対策が実現して効果を得ることができるのを忘れないでおきましょう。
本気でペニスを硬くしたい人は・・・
今回はペニスをビンビンに硬くするための方法を4段階で紹介しました。快適な性生活を実現するためにも一度、自身の生活習慣を見直してみましょう。
ただし、具体的な取り組み方は人によって異なります。例えば運動や食事が有効といえど、どのような運動が有効で、どのような食べ方が大切かは個人差があります。
自分に合わない方法で取り組んでも時間を無駄にしてしまうだけです...。
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