オナ禁は効果ある?遅漏改善に有効なオナニー方法7選
2024年4月27日更新

執筆者

株式会社アルファメイル

NP+編集部

「オトコを科学する」をキーワードに男性の悩みや課題の解決を科学的根拠をもってサポート。運動や睡眠、栄養など、健康に関する正しい知識を提供するためにコンテンツを製作中。

射精が遅いとどうなる?

「イきたいのに全然イけない・・」

「パートナーが冷めているのを感じる・・」

「焦りで中折れしてしまう・・」

遅漏は本来楽しいはずのセックスを苦痛に変える恐ろしい症状

放置して重症化すると腟内で射精できない「腟内射精障害」になるリスクもあるんです。

ではなぜ遅漏になってしまうのかというと・・・実はオナニーに原因があるケースが多いのです。

特にオナニー時は射精できるのに、パートナーとのセックス時のみ射精できない場合はオナニーが不適切だと考えられます。

逆に言えば、正しいオナニーを実践すれば、遅漏も改善される可能性が高い。

そこで今回は、遅漏の原因になる危険なオナニーを3つご紹介した後に、遅漏改善に効果的なオナニーをランキング形式で7つご紹介しましょう。

 

そもそも遅漏とは?定義はある?

オナニーについてお話しする前に、まずはあなたが遅漏なのかを判断してみましょう。

とはいえ、実は遅漏には医学的な定義は存在しません

そのため、平均的な射精までの時間との比較や、主観的な感覚を基準に判断するのが一般的。

例えば、とある研究データによると、平均的な射精までの時間の標準偏差を基にして、射精までに25分以上かかると遅漏だと仮定しています。出典[1]

「いやいや、10分でも遅漏でしょ・・」

などと思ったあなたも遅漏に該当します。

時間に限らず、本人あるいはパートナーが射精までの時間の遅さに対して、少しでも不満やストレスを感じている場合も遅漏になるのです。

いかがでしょうか?

もし当てはまったのであれば、悪化する前に一刻も早い改善が必要

ぜひ今回の記事を参考に正しいオナニーを実践して下さい。 

 

遅漏になりやすいオナニー方法3選

さてお待たせしました。ここからはオナニーのお話しをしましょう。

遅漏になりやすいオナニーの方法として次の3つが挙げられます。出典[2]

  1. 週2回以上のオナニー
  2. ペニスに過度な刺激を与えている
  3. 現実離れのシチュエーションを妄想している

それぞれ順番に解説しましょう。

 

1.週2回以上のオナニー

1つ目は週2回以上のオナニーです。

「たったそれだけで遅漏になるの?」

と思った方は多いのではないでしょうか?

しかし残念ながら研究データが存在するんです。

2013年に中国の南京医科大学で行なわれた研究で、射精までの時間が20分以上である遅漏の人の7割近くが週に2回以上のオナニーを行っていることが示されています。出典[3]

これはペニスの感度の低下が原因。

習慣になっていると難しいと思いますが、オナニーの頻度が多い方は一度見直す必要がありますね。

 

2.ペニスに過度な刺激を与えている

続いてはペニスに過度な刺激を与えてしまうオナニー。

具体的には皮オナや床オナ、高速ピストンなどが不適切な方法になります。出典[4]いずれもペニスに与える刺激が大きいオナニーの方法。

例えば皮オナは、亀頭に包皮を被せたままペニス全体を擦るオナニーなので、ペニスが包皮に覆われているため刺激が感じにくく、強い刺激を与えがちなんです。

また、床オナの場合、畳や布団などの固いものなどに陰茎をこすりつけるので刺激が強くなってしまいます。

いずれにしても、膣内より強い刺激を陰茎に与えることで、挿入時の刺激では感じにくくなってしまうわけです。

心当たりはございますか?

 

3.現実離れのシチュエーションを妄想している

最後はオナニーの際に現実離れしたシチュエーションを妄想していることです。

そもそも射精を行うには十分に興奮を感じる必要があります。

しかし、現実と乖離したシチュエーションを妄想したり、過激なセクシービデオを見てオナニーをしていると、実際のセックス時の状況では十分に興奮できません

最近では様々なジャンルのセクシービデオが普及しているため、この落とし穴にハマってしまう人は多いのではないでしょうか?

 

【おすすめ順】遅漏改善に効果的なオナニー方法7選

不適切なオナニーで遅漏になっていると判明した方、ご安心下さい。

科学的に遅漏改善が確認されているオナニーは存在するんです。

とはいえ、習慣化している普段のオナニーを変えるのは簡単ではありませんよね。

そこで今回は、ただ学術的根拠があるだけでなく、「現実的にできそうか?という観点も加味してランキング形式でオナニー方法をご紹介しようと思います

ぜひ実践してみて下さい。

 

7位.パートナーに見てもらいながらオナニーする

第7位はパートナーに見てもらいながらオナニーすることです。

ペニスの感じやすい場所や強さは人それぞれです。

パートナーに見てもらうことで、どこをどのように刺激すれば気持ちいいか理解してもらうことで、セックス時に射精しやすくなり、遅漏を改善できる可能性があることがわかっています。出典[2]

ただし、この方法は難易度が高め。オナニーを見てもらうことが互いにストレスとなる場合があります。無理はせず、あくまで可能であれば行ってみるようにしましょう。

 

6位.インターネットポルノの禁止

6位はインターネットポルノの禁止。

現代では多くのポルノがインターネットに溢れていますよね。米国やオーストラリアなどでは、男性の過半数以上(64~70%)がポルノを利用していることがわかっており、インターネットポルノはオナニーの際に利用する手段の一つです。

皆様もお心当たりはあるのではないでしょうか。

しかし、いくつもの研究からインターネットポルノの利用が多いと遅漏になりやすいことが明らかとなっています。出典[7]

インターネットポルノの画像や動画は現実のシチュエーションと乖離しすぎています。性的刺激が強いため、実際のセックス時に刺激や興奮を十分に感じることができず、射精しにくくなってしまうのです。

遅漏改善のために一時的に禁止してみるのはオススメです。

 

5位.14日~60日間オナ禁する

絶対に治したい人は14日~60日間オナ禁してください。

2018年に中国の行なわれた浙江理工大学で示されているように、オナニーを全くしない人は遅漏に悩んでいる割合が少ないです。出典[5]

2016年にアメリカのPerelmanが発表した遅漏治療に関するレビューでは、オナニーを行わない期間(オナ禁)が長いほど遅漏改善効果があることが示されています。具体的には14日~60日間です。出典[2]

とはいえ長期のオナ禁はかえって男性機能を低下させる恐れもあるため、遅漏が改善されたら徐々に射精頻度を戻すことをオススメします。

遅漏改善への有効性は高いものの、達成の難易度も高いため第5位となりました。

 

4位.オナニー時に特定の姿勢を避ける

オナニー時に特定の姿勢を避けることも有効です。

特定の姿勢ばかりで行っているとその刺激でないとイケなくなってしまいます

特に、脚ピンなどの実際のセックスの際には行わない特異的な姿勢は控えるようにしましょう。

脚をリラックスした状態で行うのがベストです。

 

3位.少なくとも性行為の72時間前はオナニーを控える

トップ3にランクインしたのは、72時間の禁欲。

本番の性行為の72時間前以降のオナニーを控えるのも効果的なんです。

先ほども紹介した2016年にアメリカのPerelmanが発表した遅漏治療に関するレビューで、性行為の前に72時間オナニーを禁止することで、一時的に遅漏が改善することが紹介されていました。出典[2]

つまり、性行為の直前にペニスに刺激を与えないようにすることでペニス感度が回復し、刺激を感じやすくなるのです。

排卵日を意識した性行為を行う必要のある妊活中の方は特に意識してみてください。

 

2位.ペニスにはセックス時と似た刺激を与える

第2位はオナニーを遅漏のリハビリにしてしまう方法

オナニーの際にセックス時と似た刺激を与えることで、本番でも射精しやすくなります。

具体的には膣内と同じような圧力(握力10kg以下)で、挿入時のピストン運動と同じスピードで行うのが良いでしょう。

やさしく握り、ゆっくりと動かすのが大事です。

さらに体位も意識できれば完璧。例えば正常位などの体勢で本番に近い刺激を与えると、より効果的なリハビリになりますよ。

 

1位.オナホールは確実で難易度も低い

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栄えある第1位に選ばれたのは、トレーニングカップ(オナホール)を用いた方法。

ハードタイプのカップから徐々にソフトタイプのカップに変えることで、弱い刺激でも射精できるようになる画期的なアイテムなんです。

その効果は臨床研究でも確認済み。

2012年に獨協医科大学が行った研究で、膣内射精障害の患者16名に対して、オナホール(マスターベーションエイド)であるTENGAⓇを用いてオナニーのリハビリテーションを行ったところ、12 人(75%)はTENGAⓇを用いてのマスターベーションが可能になり、さらにそのうち 5人(31%)が膣内で射精可能になりました

つまり、TENGAヘルスケアのトレーニングカップを使うことで腟内射精障害(遅漏)が改善できることが示されているんです。出典[6]

トレーニングカップを見る

手と違って、常に適切かつ一定の加減で刺激できることや、膣内に近い刺激でオナニーできるのは嬉しいポイント。

さらに長期間の禁欲やポルノの禁止などの”我慢”は必要なく、しっかりオナニーを楽しめるのも大きなメリットでしょう。

トレーニングカップをクリアして遅漏が改善すれば、維持をするための「タイミングトレーナー」を活用するのもオススメ。

トレーニングカップの最も弱い刺激のレベル5と同等〜少し弱い設計になっているので、普段のオナニーに活用することで膣内で射精できる状態を維持できるんです。

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タイミングトレーナーを見る

通常のトレーニングカップよりも長く継続すると想定しているため、清潔を保てるように洗浄しやすい設計になっているのも特徴。

まずトレーニングカップから始めて、最終的にタイミングトレーナーでパフォーマンスを維持しましょう。

ちなみに、正常位などの体勢を再現してトレーニングの精度を高めたいなら、穴が空いたドーナツ型のクッションを用いるのも非常にオススメ。

普段はただの座り心地のよいクッションとして利用できるため、かさばることなく部屋に置いておけますよ。

ドーナツ型クッションを見る

ぜひトレーニングカップと合わせて活用してみて下さい。

 

刺激の強いオナニーを控えて遅漏の改善を!

遅漏はパートナーの関係悪化や不妊の原因となります。刺激の強いオナニーを高頻度行っている人は、少し控えるようにしましょう。

ただし、遅漏の原因はオナニー方法だけではありません。ホルモンバランスや食事内容など様々な要因が複合的に関わっています。

以下の記事ではペニスの感度を高める方法を6個紹介しています。遅漏を改善したい人は是非ご覧ください!

関連記事:遅漏に悩むあなたに!ペニスの感度を上げる方法6選

 

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