遅漏に悩むあなたに!ペニスの感度を上げる方法6選
2024年4月8日更新

執筆者

株式会社アルファメイル

NP+編集部

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遅漏はペニスの感度低下が原因?

そもそも「遅漏」とは、性行為の際に自分の意図に反して射精までの時間がかかったり、射精そのものができなかったりする状態です。成人男性の約7人に1人は遅漏だと言われており、加齢により発症しやすくなります出典[1]

明確な定義はありませんが、目安として射精まで25分以上かかる場合は遅漏と考えられています出典[1]。もちろん25分以内でも、本人あるいはパートナーが射精までの時間の遅さに対して、不満やストレスを感じている場合は遅漏と言えるでしょう。

では、遅漏になってしまう原因は何でしょうか?大きく分けると3つです。

  1. 身体的な問題:性的興奮を高めるテストステロンが加齢により減少することで、ペニスの感度が低下してしまう。
  2. 心理的・精神的な要因:ストレスやプレッシャーで精神的に不安定だと神経伝達が乱れ、性的興奮を上手く伝達できなくなる。
  3. 誤った自慰行為:自慰行為で実際に性行為ではありえない刺激を与えていると、物足りなさを感じオーガズムを感じられなくなる。

遅漏の原因は様々ですが、いずれも性的刺激に対するペニスの感度の低下が関わっています。

遅漏を改善する上では、いかにペニスの感度を高めるかが重要になります。

 

ペニスの感度を高めて遅漏を治す方法6選

ここからはペニスの感度を高めて遅漏を改善する方法をご紹介します。

取り組みやすいものから実践してみてください。

1.不適切な自慰行為を控える

あなたは普段どのような方法で自慰行為を行っていますか?

誤った自慰行為を行っていると、ペニスが腟内とは異なる過度な刺激に慣れてしまうので、挿入時に十分な刺激を感じられず射精しにくくなってしまいます。

具体的には足ピン・強グリップ・高速ピストンや床オナなどの行為です。また、自慰行為の際に性的刺激の強い画像や動画を見るのも誤った方法になります。

もしセックス時にありえないくらい強い刺激を与えていると思う人は、以下の点を意識して自慰行為を行うようにしましょう。

  • ペニスを優しく握る(ペットボトルのキャップを空ける程度の強さ)
  • セックス時と同じくらいのスピードで手を上下に動かす
  • 脚はリラックスした状態で行う
  • 性的刺激の強い動画を見ない

またマスターベーションエイド(オナニーホール)を用いるのも正しい自慰行為の方法の一つです。

獨協医科大学の研究グループは腟内射精障害の症状のある男性の自慰行為を、オナニーホールを用いた正しい自慰行為の方法に矯正することで、症状を改善できることを明らかにしています出典[4]

気になる方は一度、自慰行為の方法を見直してみましょう。

 

2.射精の頻度を減らす

あなたは週に何回くらい自慰行為をしていますか?あまりにも射精の頻度が高すぎると、ペニスの感度が低下してしまうのです。

射精が行われるとプロラクチンというホルモンが分泌されます。プロラクチンは興奮作用のあるドーパミンの分泌を抑制します。

つまりプロラクチンの分泌量が高い間は、どうしても興奮しにくくなります

また、射精の頻度が多いとペニスが刺激に慣れてしまい鈍感になってしまうので、陰茎の感度を高めるためにも射精の頻度を減らすのは大事になります。

とある研究データでは射精後にテストステロンの濃度がピークになるには1週間の禁欲が必要なことが示されています出典[5]

単一の研究結果となりますので、必ずしも正しいとは言えませんが、感度の低下を感じている人は一度7日間禁欲を試すのもよいでしょう。

 

3.飲酒量を少しずつ減らす

「お酒はほどほどに」と良く言われますが、過度の飲酒はペニスの感度を低下させてしまいます。

お酒は適量であれば、快楽や性欲に関わるドーパミンの分泌量を増やします。そして気分の高揚・リラックス・ストレス解消などの様々な効果をもたらしてくれます。

ひょっとしたら、中には性行為の前にお酒を飲む人もいるのではないでしょうか?

しかしメリットばかりではなく、アルコールには皮膚の感覚や射精を行うための指令を伝達する中枢神経を麻痺させてしまう作用もあります出典[6]皮膚の感覚が麻痺すると刺激を感じにくくなりますし、中枢神経が麻痺すると射精のための指令は妨げられるので遅漏に繋がるのです。

実際にアルコール依存症と性機能障害との関連を調べた研究によると、7割近くのアルコール依存症の患者は性機能障害に悩んでいるのが明らかになりました。射精障害や勃起不全などの症状は全体の4割で認められています出典[7]

また、お酒の飲み過ぎはペニスの感度の低下だけでなく、テストステロンも減少させます。アルコールはテストステロンを作る睾丸や副腎の細胞にダメージを与え、テストステロンの合成を低下させてしまうためです出典[8]

一方で、お酒は適量であればテストステロンの分泌量を増加させます。目安としてはアルコール量にして20g程度、具体的には500mlのビール1缶、日本酒1合程度の量です出典[9]

お酒を完全に止める必要はないのでほどほどにしておきましょう。

 

4.適切なサイズのコンドームを使用する

あなたは性行為の際に適切なサイズのコンドームを使用していますか?

コンドームの使用は避妊や性感染症予防のためなどに大事です。しかし、自分に合ったサイズや厚さのコンドームを使用していなければ遅漏の原因になってしまいます。コンドームを装着することで陰茎の感度が低下してしまい、挿入時の刺激を感じにくくなるからです出典[10]

特に、コンドームなしでの性行為に慣れている男性はコンドームの着用で遅漏になりやすいと言われています。

実際に自分に合ったサイズのコンドームに変更することで刺激に対するペニスの感度が良くなり、遅漏を改善できることが示されています出典[11]

サイズや厚さの感じ方には個人差がありますので、気になる方は一度自分に合ったコンドームを探してみるとよいでしょう。

 

5.抗うつ薬の使用を控える

現代社会は何かとストレスが多いので、不安感や意欲が感じられないうつ症状を改善するために抗うつ薬を服用している方もいるのではないでしょうか?

心や気分を落ち着けるために有効な抗うつ薬には、射精障害や勃起不全、性欲低下などの性機能障害が副作用として出てしまうものもあります出典[12]

うつ症状の原因は、精神の安定や意欲を調節する役割を担うセロトニンやノルアドレナリンなどの脳内の神経伝達物質の減少です。放出された神経伝達物質は情報伝達の役目を終えると再取り込みされます。

抗うつ薬として使用されるSSRI(選択的セロトニン再取込阻害薬 )SNRI(セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬)などは再取り込みを阻害することで、セロトニンやノルアドレナリンを増やしうつ症状を改善します。

一方で副作用として射精障害などの性機能障害が起こる原因は、抗うつ薬が中枢神経の働きを抑制してしまうためです。皮膚からの刺激を感じにくくなったり、射精を行うための指令が伝達されにくくなるので遅漏に繋がります出典[12]出典[13]

SSRI系の抗うつ薬で特に起こりやすく、種類によっては6割近くの人に性機能への副作用が出現してしまうようです。

性機能に対する副作用の少ない抗うつ薬もあるので、自己判断で薬を止めたり量を減らすのではなく、まずは病院で相談してみましょう。

 

6.テストステロンの分泌を刺激する

テストステロンの分泌を増やすことは陰茎の感度を高めるのに有効です。テストステロンは男性ホルモンの1種。性欲や活力の向上に関わり、興奮レベルのアップになくてはならない物質です出典[2]出典[3]

性機能障害を持つ男性患者2437人を対象にした研究では、テストステロン濃度が高い男性ほど早漏であり、テストステロン値が低い男性ほど遅漏に悩んでいることが明らかになっています出典[14]

このようにテストステロンはペニスの感度を高めるために欠かすことのできないホルモンです。

しかし、何の対策もしていないと低下していく一方です。セルフケアでテストステロンを増やすのを心がけましょう。

例えば以下のような習慣はテストステロンの増加に有効です出典[15]出典[16]

  • 週3回程度のウエイトトレーニング
  • 栄養バランスのとれた食事
  • 7時間の睡眠の確保
  • 体脂肪率10~15%
  • テストステロンブースターサプリメントの摂取

あまり意識できていな項目がある人は少しずつ取り組んでいくとよいでしょう。

 

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今回は遅漏の改善策として、ペニスの感度を高める方法について紹介しました。

適切な方法で自慰行為を行ったり、テストステロンを高めたりすることは遅漏改善に有効です。是非できるものから取り組んでみてください。

ただし、具体的な取り組みは人によって異なります。例えばテストステロンを高めるために筋トレや食事が有効といえど、どのような筋トレが有効で、どのような食べ方が大切かは個人差があります

自分に合わない方法で取り組んでも時間を無駄にしてしまうだけです...。

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