執筆者
株式会社アルファメイル
NP+編集部
「オトコを科学する」をキーワードに男性の悩みや課題の解決を科学的根拠をもってサポート。運動や睡眠、栄養など、健康に関する正しい知識を提供するためにコンテンツを製作中。
ニラはなぜ精力に注目されているのか?
「レバニラを食べて精力つけて!」なんて言う人もいますが、それはなぜなのか一度は疑問に思った人もいるのではないでしょうか?
元々「ニラは昔から精力がつく」なんて耳にしますが、どうしてそんなことを言うようになったのか知っている人は少ないですよね。
本当に精力アップに良い食材なのか、妊活中の男性や最近夜に自信がない男性は特に気になるはず。
そこで本記事では学術的な見地から、ニラは本当に精力を高められるのかその真相について探っていきたいと思います。
ニラと精力にまつわる真相を、一緒に紐解いていきましょう。
本当にニラは精力を高める?4つの真実
「本当にニラは精力アップに効果的なのか?」と気になるところですが、結論から言うとニラは精力をつける効果があると言えます。
ここからは学術的なデータをもとに、ニラが精力アップ効果的な4つの理由について確かめてみましょう。
噂が本当かどうか知りたい人は必見の内容なので、ぜひ最後までご覧ください。
真実1.血管拡張作用で勃起力アップ
まず皆さんが一番気になる精力効果についてですが、ニラには血管拡張作用による勃起力の向上が期待できます。
ニラに含まれるアリシンは血管を拡張する作用があり、血流と心血管の健康を強化してくれるのです出典[1]。
勃起は血流に大きく依存しており、陰茎の血管が広がって血液が流れ込むことで硬く大きくなると言われています。
「昔のように夜を過ごしたい」と願ってやまない男性は、ニラで精力アップを目指してみてはいかがでしょうか。
真実2.テストステロンの働きが強まり精力がみなぎる
「身体からみなぎるパワーが欲しい」と悩んでいる男性に朗報です。
なんとニラには男性ホルモンの代表格であるテストステロンの働きを強める効果が認められました。
雄マウスにニラの葉の抽出エキスを投与したテストステロンテストでは、マウスの血清テストステロンの上昇が確認されたのです出典[2]。
テストステロンの分泌量が増えれば、みなぎる精力と誰もが憧れる男らしさが手に入るでしょう。
真実3.動脈硬化予防でED対策もできる
「ED気味で悩んでいるけど、何か対策したい」とお悩みの方は、毎日の食事にニラをプラスしてみてはいかがでしょうか。
ニラには、すぐれた抗酸化作用でおなじみのビタミンEが豊富に含まれています。
いくつかのヒト臨床試験では、ビタミンEの補給により動脈硬化症や血管機能が改善することが証明されました出典[3]。
血管の老化によって動脈硬化が引き起り勃起不全の原因となる可能性があるため、ニラを食べてED対策するのもひとつの手法になるでしょう。
真実4.ただ、効果を得るには1日1束食べなければならない
実は、効果を実感するためにはニラを1日1束(約100g)を目安に食べなくてはいけません。
厚生労働省が定める「健康日本21」によると「野菜を1日350g以上(うち、緑黄色野菜120g以上)食べましょう」と記載されています。
とはいえ、1日1束となると食べ飽きたり毎回購入する手間がかかったりと色々大変ですよね。
毎日食べるのが大変な場合は、精力アップをサポートするサプリメントと併用してみるのもおすすめです。
食生活に少しニラを加えて、さらにサプリメントでサポートするという方法が最も現実的かもしれませんね。
理想的なニラの摂取方法
それでは、最後にニラで精力をつけるために効果的な食べ方を紹介します。
精力や活力向上の効果を逃がさないための方法をしっかりおさえておきましょう。
1.加熱時間は短めに
アリシンは熱に弱いため、加熱のしすぎに要注意です。
加熱しすぎると食感や風味が落ちるだけでなく、色が悪くなって見栄えもイマイチになってしまいます出典[4]。
そのため、ほかの野菜と一緒に加熱するときは一番最後に入れてさっと火を通す程度にしましょう。
2.生で食べるのもアリ
同様の理由で、火を通さずに食べるのもおすすめです。
加熱するよりも香りが強く残って、さらにニラのシャキッとした食感も楽しめますよ。
調理方法としては、ナムルとして和えたり細かく刻んでタレとして使うのもOK!
スタミナ野菜の代名詞「ニラ」で効果的に精力アップ!
今回は、ニラが精力アップに効果的と言われる4つの真実について紹介しました。
ニラは血管拡張作用のあるアリシンやテストステロンレベルを上げるビタミンEが豊富な食材です。
妊活を考えている男性や夜の活力を取り戻したい人は、ニラをうまく活用すれば理想の自分に近づくかもしれません。
今回ご紹介した食べ方も参考にして、ぜひ毎日の食事に上手に取り入れてみてください。
出典
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