執筆者
株式会社アルファメイル
NP+編集部
「オトコを科学する」をキーワードに男性の悩みや課題の解決を科学的根拠をもってサポート。運動や睡眠、栄養など、健康に関する正しい知識を提供するためにコンテンツを製作中。
はじめに
テストステロンを増加させ、男性としての活力を取り戻す成分として知られている「LJ100」。
マレーシアの熱帯雨林で採取できるトンカットアリという植物の根を原料としており、LJ100はこのトンカットアリから有効成分を抽出し、粉末状にしたものをマラヤ大学とマサチューセッツ工科大学の研究者によって共同開発されました。
皆さんは世の中にたくさんのテストステロンブースターが存在することはご存じかと思いますが、一番重要なことを知っていますか?
それは自分自身の身体に効果があるのかという点です。
ネット上で良いとされていても、自分がその効果を得られなかったら意味がないですよね。
今回の記事ではLJ100効果やどんな人のテストステロンを増やすのか、またその基盤となるメカニズムを研究データをもとに解説していきます。
最後までお読みいただければ、あなたもテストステロンブースターにもっと詳しくなれますよ!
テストステロンブースターには相性がある!?
皆さんはLJ100とテストステロン値の上昇に関するポジティブな情報をたくさん見てきたのではないでしょうか?
しかしながら、LJ100が必ずしもあなたのテストステロン増やすとは限りません。
実はテストステロンブースターは「相性」というものが存在するのです。
テストステロンブースターによって身体の中で働くメカニズムが異なるため、それぞれの男性においてテストステロンの上昇の難易度に違いが生じます。
相性と聞いて「自分の相性はどうなんだろう」と気になる方も多いですよね。
この後は実際にLJ100がどんな人と相性が良いのか、どんなメカニズムを持つのかを研究データをもとに解説していきます!
LJ100とあなたの相性は?
LJ100がどんな人と相性が良いのか、自分との相性はどうなのか、気になりますよね。
しかし、その相性を知るためには事前に知っておくべきことがあります。それはテストステロンの正しい理解とLJ100が作用する機序です。
まずはテストステロンについてです。
① テストステロンは2つに分けられる!?
男性としての特徴を表すホルモンとして知られているテストステロン。
実は大きく2つに分けられることをご存じですか?
テストステロンは生物学的に活性をしているものとそうでないものに分けられるのです。 出典[1]
活性しているテストステロンは「遊離テストステロン」と呼ばれ、身体の中で働きを持ちます。出典[2]
反対に性ホルモン結合グロブリン(SHBG)やアルブミンと呼ばれるたんぱく質と結合してしまうと不活性になってしまうのです。 出典[3]
また、このSHBGが加齢とともに増加することも明らかになっています。出典[4] このことが歳を重ねるにつれてテストステロン値が下がってしまう大きな原因になると考えられます。
それでは、遊離テストステロンやSHBGとLJ100の作用機序にはどのような関係性があるのでしょうか。
② LJ100の作用機序
皆さん、LJ100がどのようなメカニズムで身体の中で作用しているかご存じですか?
実はLJ100は少し変わった作用機序を持つのです。
なんと、LJ100はSHBGと結合してしまったテストステロンを引き離し、再び活性化させる作用があります。 出典[5]
事実、57~72歳の12人の男性に400mgのLJ100を5週間摂取させた研究では、遊離テストステロン値が61.1%も上昇したことが報告されています。 出典[6]
つまり、LJ100はSHBGから解放される遊離テストステロンを増やす働きを持つのです。
③ LJ100と相性が良い人とは!?
ここまで理解すると、勘が鋭い方はLJ100がどんな男性と相性が良いのか、お気づきなのではないでしょうか。
そう。LJ100はテストステロン値の低下に悩む中高年男性と好相性なんです。
実際、2011年に行われたある研究では低テストステロンに悩む男性更年期障害(LOH)の男性76名に200mgのトンカットアリを1か月間摂取させたところ、テストステロン値が正常値の35.5%から90.8%まで回復したことが確認されています。 出典[7]
この数値はなんと約55年分の回復幅に相当します。
研究結果からもLJ100はテストステロン値が低下しがちな中高年男性と相性が良いといえますね。
④ 若い男性のテストステロンブースターにはならないのか?
ここまで読むと、LJ100は中高年男性と相性が良いため、若い男性が摂取しても意味がないんじゃないかと考えられる方も多いのではないでしょうか?
しかしながら、実はLJ100は若い男性のテストステロンも増やすことがあります。
実際、ある研究では20代の若い男性に600mgのトンカットアリを2週間毎日摂取させたところ、ホルモン産生速度を上昇させる効果により、テストステロン値が上昇したことが報告されています。 出典[8]
しかし、これには大きな落とし穴があります。なんと摂取量が推奨されている量の3倍なのです。3倍となると、価格が高くなってしまうことや身体への負担も懸念されますよね。
そのため、若い男性にとって最適のテストステロンブースターとは言えなそうです。
正直、この記事をお読みになられている若い男性はがっかりした方も多いのではないでしょうか?
そんな方のために、今回の記事では若い男性とも相性が良いテストステロンブースターを2つ紹介します!
現役世代向けテストステロンブースター
① テストフェン
現役世代向けのテストステロンブースターとして人気のあるテストフェン。
米国の原料メーカーGENCOR社が開発したフェヌグリーク種子エキスを有効成分としたテストステロンブースターです。
このテストフェンは若い現役世代の男性のテストステロン値を大幅に上げることがわかっています。
テストフェンの原材料であるフェヌグリークにはテストステロンの前駆体であるフロスタノールサポニンと呼ばれる有機化合物が含まれています。出典[9] そのため、テストフェンを摂取することでテストステロンそのものが増えるのです。
実際、テストフェンは若い男性を対象とした臨床試験データが数多くそろっています。
ある研究では、若い138名の男性が600mgのテストフェンを8週間摂取し続けたところ、遊離テストステロン値が2倍近くまで上昇したというデータが確認されています。出典[10]この上昇幅は、筋トレ出典[11]やランニング 出典[12]などによるテストステロン値の上昇幅よりもはるかに大きいです。
しかし、このテストフェンは独特な風味や、摂取量が多いなどの欠点もあります。そこで次におすすめするのがテスノアです。
② テスノア
新素材のテストステロンブースターとしてテストフェンとともに注目を集めているテスノア。
テストフェンと同じGENCOR社が2020年に開発した新しい成分で、ザクロ果皮とカカオ種子を原料としている 出典[13]ため、非常に飲みやすいのが特徴です。
なんとこのテストフェン、現役世代の男性はもちろん、中高年男性まで幅広い世代におすすめできる万能素材なんです
テスノアには若い男性を対象とした研究データから、中高年男性を対象とした研究データまで幅広く存在します。
実際、ある研究では21~35歳の若い男性120名に1日200mg及び400mgのテスノアを摂取させたところ、遊離テストステロンレベルの上昇や握力の向上、筋肉の成長を促進する効果が確認されています。出典[14]
また、ほかの研究では36~55歳の中高年男性120名に1日200mg及び400mgのテスノアを摂取させたところ、200mg摂取群が39.16%、400mg摂取群が48.28%上昇したことが明らかになりました。さらに同研究では男性更年期障害の症状を数値化したAMSスコアの改善も確認されました。出典[15]
これらは、テスノアのテストステロンの合成を促進する効果や、テストステロンの減少を阻止する効果出典[16]から得られるデータであると考えられます。
自分に合ったテストステロンブースター選びを!
ここまで、記事をご覧になられて「自分にはこれだ!」といったテストステロンブースターは見つかりました?奥が深いなあ、と感じた方も多いのではないでしょうか。
ここまで3つ紹介してきましたが、テストステロンブースターはまだまだたくさんあります。
実際、テストステロンブースターには男性機能に効果があるものやワークアウト時に効果を発揮するもの、はたまた男性器自体に効果が表れるものなど様々な種類があります。本当に自分に合ったテストステロンブースターを選ぶには、研究データを細部まで見る必要があるため、非常に困難です。さらにその研究データが日本にはまだほとんど存在していないのが現状です。
そこで弊社ナイトプロテインではテストステロンブースター選びのサポートはもちろん、人には相談しづらい男性特有の悩みをサプリメントアドバイザーや男性ヘルスケアの専門家に無料で相談できる窓口をご用意しております。
出典
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