アダプトゲン系Tブースター『ミートシラジート』のメカニズムと5つの効果
2025年8月21日更新

監修者

上級睡眠健康指導士 /NR・サプリメントアドバイザー

関川裕大

睡眠と運動と栄養の3つ面から皆様の健康的なライフスタイルをサポートします。睡眠と運動は特に男性のQoLにおいて非常に重要な役割を果たします。睡眠が不足すると筋肉が付きにくく太りやすくなりますし、運動が十分でない男性は睡眠の質も低下し易いと言われております。そして栄養が不足すると運動効率も睡眠の質も悪化してしまいます。医療に頼らない心と体の健康促進を目指します。

執筆者

株式会社アルファメイル

NP+編集部

「オトコを科学する」をキーワードに男性の悩みや課題の解決を科学的根拠をもってサポート。運動や睡眠、栄養など、健康に関する正しい知識を提供するためにコンテンツを製作中。

ミートシラジートとは?どんな素材?

最近、「疲れが抜けにくい」「気力が湧かない」「性機能に衰えを感じる」と思うことはありませんか?

仕事やプライベートでのプレッシャーが続くと、蓄積したストレスが知らず知らずのうちに体のパフォーマンスを低下させます。その背景には、ストレスホルモン「コルチゾール」の増加が関係していることをご存じでしょうか?

コルチゾールの過剰な分泌はエネルギーを消耗させて疲労感を発生させるだけではなく、活力の源であるテストステロンを低下させてあなたの体を蝕んでいくのです。

そんなストレスによる悪影響を飲むだけで抑えられるサプリメントがあるとしたら、試してみたいと思いませんか?今回ご紹介するアダプトゲン型のテストステロンブースター、「ミートシラジート(MEET SHILAJEET)」があなたの希望をかなえてくれます。

アダプトゲンとは外的なストレスによるダメージを軽減して適応力を高め、心身のバランスを保つ役割をこなす素材や成分のこと。

そしてミートシラジートの正体はアダプトゲンとして有名な「シラジット」を濃縮精製した素材です。有用成分の『フルボ酸』を60%濃度で規格化しており、同じシラジットの中でも最上級の品質を備えているのが特徴といえます。

一般的なテストステロンブースターが「増やす」アプローチを重視するのに対し、ミートシラジートはアダプトゲン作用でテストステロンを「保護する」ことに特化したはたらきをもつのです。

では、一体どのような作用であなたのテストステロンや活力を守ってくれるのでしょうか。これから解説していきます。

 

ミートシラジートの革新的な3つの機能とは

なぜミートシラジートはテストステロンの「保護」に特化しているといえるのでしょうか?

秘密は3つの革新的な作用に隠れています。それぞれ詳しく確認してみましょう。

 

1.脳のHPA軸が過剰に活動することを防止

まずは事前知識をおさらいしましょう。HPA軸(視床下部-下垂体-副腎系)とは、ストレスに応じてコルチゾールを放出するシステムのことです。

脳(視床下部)がストレスを感じるとホルモン分泌の指令を出す下垂体にバトンタッチし、下垂体が副腎にコルチゾール分泌の指令を出し、副腎がコルチゾールを生成することでてストレスに対抗しようとはたらきます。

コルチゾール自体はストレスに適応するべく体を戦闘状態にする、必要なホルモンです。しかし慢性的かつ多量に分泌されてしまうと、体が常時戦闘状態になって負担がかかってしまうため、悪者として扱われることもしばしばあります。

ミートシラジートはHPA軸の過剰な活動を抑制することで、コルチゾールの過剰分泌を抑制する作用が期待できるのです出典[1]

実際にインドの研究グループが発表した論文では、シラジットの摂取により副腎で生成されるテストステロンの原料「DHEA」が31.35%増加することが明らかになっています出典[2]

DHEAはマザーホルモンとも呼ばれている、コルチゾールとテストステロン共通の原料。コルチゾールの生成が過剰になるとDHEAが使われすぎて数値が減少し、さらにテストステロンも材料不足で作れない状態になるのです。

そのため、DHEAの増加は脳のHAP軸を調整してコルチゾールを減少させた証拠として一般的に利用されます。ミートシラジートには研究でお墨付きが出たわけです。

ちなみに、より具体的明確な理由は解明されていませんが、一部研究ではミートシラジートに60%濃度で含まれるフルボ酸が、脳の神経伝達物質に影響を与える可能性が示唆されています。

つまりストレスを受けた時、必要以上にコルチゾールが分泌されることを防ぎ、テストステロンが減りすぎないように保護してくれるはたらきといえます。

 

2.ミトコンドリアの機能活性化

ストレスを伝達する脳をハックしても、全ての影響を食い止められるわけではありません。

実はストレスが慢性化すると、細胞内のエネルギー工場であるミトコンドリアの機能がどんどん低下し、ATP(アデノシン三リン酸)の生産が滞ることもわかっています。

ATPは筋肉の収縮や神経伝達、ホルモン合成など、生体のあらゆる活動に必要なエネルギー源。つまりストレスによりATP産生が低下することは、疲労感の増大や活力の減少、テストステロン合成の鈍化を意味します。

ミートシラジートはミトコンドリアを活性化してATPの産生を最適化するはたらきが確認されており、問題の根本解決に役立つかもしれません。

実際の研究でも、ミートシラジートの原料であるシラジットが、ミトコンドリアに関係する酵素を安定化させ、働きを活性化させる作用が確認されています出典[1]

摂取により全身の細胞からエネルギーが多く作られるようになると考えれば、活力やテストステロン保護に絶大な効果をもたらすことは想像に難くありませんね。

 

3.精巣の酸化ストレスを抑制

ストレスの影響が続くと体内で活性酸素が増え、身体の炎症が強まることは一般的にも知られるようになってきました。

ミートシラジートがテストステロンを保護する最後のメカニズムは、テストステロンが精製される精巣への作用です。

精巣は特に活性酸素の影響を受けやすいことがわかっており、ストレスによる活性酸素の増加が精巣でのテストステロン生成減少や精子の質低下を引き起こすことは研究で明らかになっています。

ミートシラジートに含まれるフルボ酸やフミン酸は非常に強い抗酸化物質でもあるため、ストレスによる精巣の酸化を抑制してテストステロン生成を活性化させる作用が期待できるのです。

サヴィーサ医科大学が発表した研究では、原料のシラジットを摂取することで精巣の酸化ダメージを表す指標となる、精液中の「MDA(マロンジアルデヒド)」の濃度が18.70%減少したことも確認されています出典[3]

ミートシラジートはストレスの大元である脳や全身の細胞、さらには末端のはたらきまで保護してくれる、まさにテストステロンの守護者と呼ぶに相応しい存在なのです。

ミートシラジートに確認されている効果

ミートシラジートは3つの作用を通じてストレスによるテストステロン低下を防ぐことがわかりました。

しかし、重要なのは実際の試験でどれほどの効果が出ているのかですよね。試験データを詳しく見ていきましょう。

 

1.コルチゾール値の減少

まず気になるのが、本当にミートシラジートはコルチゾールを軽減させているのか?という問題。

研究では18歳から45歳までの健康な成人男性に週2〜3回の運動を実施させながらミートシラジートを摂取してもらい、60日後にコルチゾールを計測しました。

するとコルチゾールの値が摂取前の8.83 μg/dLと比較して、60日後は7.53 μg/dLへと14.73%減少したことが確認されています出典[4]

コルチゾールの低下はストレス症状の軽減やテストステロン分泌の正常化、活力の向上など、これから紹介する効果に繋がります。出典[4]

 

2.テストステロン値の向上

肝心のテストステロンは一体どうなったのでしょうか。

先ほどと同じ試験ではテストステロン値も計測されています。結果、総テストステロン値が4.69 ng/mLから5.06 ng/mLへと7.88%上昇しました。

摂取しなかったグループではテストステロンが微減していることを考慮すると摂取の有無により10.60%の差が生じており、論文内でも有益な効果があると述べられています。

正直なところ、10%のテストステロン増加は他のテストステロンブースターと比較するとやや控えめな数値です。

しかし、ミートシラジートの特長は「体感に関する研究で優れた結果が報告されている点」にあります。

では体感に関する具体的な研究データを見ていきましょう。

 

3.バイタリティの向上

コルチゾールとテストステロンを計測したミートシラジートの臨床試験では、SF-36と呼ばれる問診票でアンケート調査も行っています。

SF-36は健康上のQOLを表す指標として国際的に使用されている、信頼性の高いスコアです。バイタリティ、メンタル、人付き合いなど8つの項目を0~100点で評価するシステムで、数値が高いほど心身の状態が良好であることを示します。

では、具体的にどのような変化があったのでしょうか。まず注目すべきはバイタリティの数値です。

研究期間中、ミートシラジートの摂取以外は同じ条件で過ごした結果、摂取したグループはバイタリティのスコアが81.82から 91.59へと11.94%増加しています。一方、非摂取グループでは81.09から72.17に11.00%低下しており、ミートシラジートの摂取有無で22.94%も活力に差が出ているのです。

ミートシラジートの摂取はエネルギーを向上させ肉体的な活力を湧き起こしてくれることでしょう。

 

4.メンタルの安定

もちろん機能は活力(バイタリティ)の向上だけで終わりません。精神的にもポジティブな変化が観測されています。

データではメンタルの安定性を表す「Emotional well-being」のスコアが、摂取したグループでは82.91から92.36まで11.39%も改善しています。しかし非摂取グループでは83.13から75.13へと9.63%悪化しており、その差は21.02%にもおよびます。

ストレスの影響軽減により気分が軽くなったことを示唆するデータといえそうです。

 

5.社会性や社交性への影響

次に注目したいのが、社会的機能(Social Functioning)のスコア。これは社会的な交流がどの程度行われたかをアンケート調査した結果であり、人付き合いにたいする精神的な積極性や意欲を反映させた数値といえます。

研究期間中、ミートシラジートを摂取したグループのスコアは82.95点から 96.59点へと16.44%増加しました。一方、非摂取グループでは81.52点から69.57点へと14.65%も低下しています。つまりミートシラジートを摂るか摂らないかで、積極性や交流のスコアに31.09%もの差が生まれたのです。

結果はミートシラジートが他者との交流や社会的な活動をより円滑にし、充実させる手助けとなる可能性を示唆しています。友人や家族との時間をより楽しみたい、社会的な活動に積極的に参加したい、そう願う方にとってミートシラジートは心強い味方になってくれるかもしれません。

 

6.運動パフォーマンスの向上

ミートシラジートは心身ともに健康的な状態を取り戻せる保護に特化したテストステロンブースターだとよくわかる結果でした。

しかしミートシラジートのはたらきは日常生活だけにとどまりません。運動時のパフォーマンスを向上させる効果も研究で確認されました。

研究では最大酸素摂取量を表すVO2maxという指標が9.85%も向上したことが報告されています。VO2maxは運動中に体が取り込める酸素の最大量を示す数値であり、いわば「スタミナの限界値」や「身体のエンジン性能」と同意義です。

これはミートシラジートがミトコンドリアでのエネルギー生産を強化した結果と考えられます。つまり、単に運動時のパフォーマンスが向上するにとどまらず、疲れにくさやパワフルさにも繋がる数値といえるでしょう。

その他の検査でも30秒間のスクワット試験では回数が21.20%増加、30秒間の腕立て伏せ試験では回数が15.02%向上しています。

ストレスが強くて体が重いと感じている方は、ミートシラジートを利用することで心身ともに軽快さを取り戻すチャンスかもしれませんね。

 

ミートシラジートは心と体のエネルギー供給源

ミートシラジートはストレスの影響を軽減するテストステロンブースターであると同時に、心身どちらにもエネルギーを注いでくれる栄養素であることがわかりました。

元々ミートシラジートの原料であるシラジットは万病に効果がある薬として重宝されてきた存在。身体の機能やホルモンバランスの変化だけではなく、実際にバイタリティやメンタルの軽さなどを実感できる点がユニークだといえるでしょう。

多方面での効果が期待できまるミートシラジートは、まさにストレス環境にさらされがちな現代の男性にとって嬉しい機能を備えた成分といえます。

他のアダプトゲン系テストステロンブースターや、増加を狙う攻めのTブースターと併用することで、より一層強い実感を得ることができるでしょう。

ちなみにテストステロンブースターにはさまざまな種類があり、目的に応じた選び方が重要になることを知っていますか?配合素材ごとの特性によってデータや効果に大きな差が生じるため、自分に適したはたらきのブースターを選ぶ必要があるんです。

しかし日本ではなかなかまとまったデータが出揃っていないのもまた実情。自分の目的に合う成分は何か、複数のテストステロンブースターを組み合わせるならどうすべきかなど、迷う場面も多いはずです。

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