監修者
京都大学農学博士
丸勇史
京都大学農学博士。大学各所で非常勤講師を兼任しながら私企業でサプリメントの研究開発に携わり、技術顧問も務める。現在は日本の社会課題といえる『脳疲労』を軽減するための機能性素材を研究している。
執筆者
株式会社アルファメイル
NP+編集部
「オトコを科学する」をキーワードに男性の悩みや課題の解決を科学的根拠をもってサポート。運動や睡眠、栄養など、健康に関する正しい知識を提供するためにコンテンツを製作中。
目次
:はじめに
「頭が働かなくて仕事が全然進まない・・・」
「集中したいのにぼーっとする・・・」
「頭がパンパンな感覚がある・・・」
あなたはこんな状態で毎日働き続けていませんか?
私たちナイトプロテインはそんな”脳疲労”をテーマに、皆さんをサポートさせて頂くための製品開発に取り掛かりました。
開発にあたってお話を伺ったのが脳疲労の研究をされている丸先生です。
エナジードリンクやコーヒーに頼らないビジネスライフが実現できるかもしれません。
対談者プロフィール
丸先生プロフィール
京都大学農学博士。
大学各所で非常勤講師を兼任しながら私企業でサプリメントの研究開発に携わり、技術顧問も務める。
現在は日本の社会課題といえる『脳疲労』を軽減するための機能性素材を研究している。
佐藤廉プロフィール
株式会社アルファメイル・NRサプリメントアドバイザー
アルファメイル立ち上げ初期から所属。
専門資格の取得で学んだ知識や、数多くの悩みをヒアリング&アドバイスしてきた経験を活かし、男性ヘルスケアの啓蒙や課題解決を行う。
1.アリウムSACが脳疲労を改善する仕組みとは?
佐藤「現在研究されているアリウムSACは脳疲労の改善効果が期待できる成分として注目されていますが、どのような仕組みなのでしょうか?」
丸先生「早速良い質問ですね!」
佐藤「ありがとうございます!笑。」
丸先生「その質問にお答えするには、まずはそもそも”脳疲労”とは何か?を説明する必要があります。」
佐藤「”脳疲労”の定義や原因についてですね。」
丸先生「そうです。脳疲労とは端的に言えば頭がオーバーヒートしている状態。例えば一日中PCやスマホで作業したり、長時間のお仕事で緊張が続くと嫌な疲れが残りますよね。」
佐藤「たしかに頭がぼーっとしたり目の奥が重くなったり、とにかくダメージを受けているのを感じます・・」
丸先生「まさにその状態が”脳疲労”なんですよ。要は脳が大量の情報を処理することで疲れてしまうんです。”精神疲労”とも言われていますね。」
佐藤「なるほど、具体的なイメージができました。では、脳が疲れている状態では一体何が起きているのでしょうか?」
丸先生「簡単に言えば脳が炎症しているんです。脳が情報を処理すると酸素を利用して大量のエネルギーが消費される。そしてフル活動が続くと徐々に酸素がうまく代謝されなくなり、”活性酸素”と呼ばれる物質が生まれてしまいます。」
佐藤「いわゆる酸化ストレスをもたらすことで細胞等を炎症させてしまう物質ですね。」
丸先生「そうですね。つまり脳内で活性酸素が増えて炎症を起こすことが脳疲労の原因になるわけです。」
佐藤「ということは・・・アリウムSACには脳の炎症を抑える働きがあるのですか?」
丸先生「その通り!アリウムSACは脳の酸化ストレスを軽減することで疲労感を改善すると考えらえている成分なんです!」
2.他の脳疲労を緩和する成分とアリウムSACの違い
佐藤「なるほど..!では、他にも脳疲労を緩和するサプリ等はあると思いますが、アリウムSACはまた違うのでしょうか?」
丸先生「はい。実は違うんですよ。いくつか疲労感の緩和に役立つサプリはあるのですが、研究で具体的なメカニズムが解明されていない物が多いことはあまり知られていません。」
佐藤「逆にアリウムSACはわかっているのですか?」
丸先生「アリウムSACは血液脳関門を通過して脳の炎症を抑えることが研究により確認されつつあります。」
佐藤「血液脳関門・・・ああ!脳のバリア機能ですよね!何となくは知っていますが・・・。具体的にどんな機能なのでしょうか?」
丸先生「血液脳関門とは、わかりやすく言えば脳の毛細血管から酸素や栄養素を脳細胞に送る関所の機能です。血中の成分が簡単に脳に入り込まない仕組みになっています。」
佐藤「非常に興味深いです・・・!毛細血管って、そもそも栄養素などの成分が通過しやすい構造になっていると思いますが、脳の毛細血管は特殊なのですね!」
丸先生「血液脳関門では血管の壁を作る細胞同士が強く結合しています。さらにアストロサイトと呼ばれる特殊な細胞が血管を覆う形で存在しているんですよ。」
佐藤「なるほど、なかなか通過するのは難しそうですね...。」
丸先生「ですがアリウムSACは通過できると考えられているんです。これが他の多くの成分との違う点だと思いますね。」
3.どのくらい効くのか?
佐藤「脳にダイレクトに到達するとなると・・・。ズバリどのくらい効くのでしょうか??」
丸先生「おお・・。ストレートなご質問ですね笑。ですがどうしても代謝能力の違いなどで個人差はあるので明確な回答は難しいです・・。」
佐藤「そうですよね(笑)。申し訳ございません。」
丸先生「いえいえ(笑)。ですが、いつもよりも明らかに元気がある、気分が良くなる、睡眠の質が良くなるといった変化を感じることはできると思いますよ。」
佐藤「我々サラリーマンにとっては魅力しかない効果ですね!」
丸先生「カフェインのようなワンショット的な飲み方ではないのですが、例えば1ヶ月継続摂取をさせた実験ではPC作業による疲労度の軽減が確認されています。」
佐藤「飲み続けることで真価を発揮するわけですね。」
丸先生「その通りです。」
4.脳科学の観点からみたアリウムSACの最適な摂取方法とは?
佐藤「では、脳科学の観点からではアリウムSACはどのような摂取方法が最適なのでしょうか?」
丸先生「実はそもそもアリウムSACは吸収率が約98%と非常に高いと言われています。だからこそ、厳密にいつがベストというものではなく、極論いつでも飲んで良いんです。」
佐藤「98%ですか!他の成分と比較しても相当高いですよね?」
丸先生「そうなんです。例えばアリウムSACと同じく抗酸化作用が強いとされるポリフェノール類なんかは、10〜20%だと言われているので、いかにアリウムSACの吸収率が高いかがわかるかと思います。」
佐藤「すごい...。ちなみに、一般的にサプリメントの摂取方法で議論になるのは、食事の影響の有無だと思います。アリウムSACはそのあたりはどうなのでしょうか?」
丸先生「基本は食後が良いと思います。食事をすると体は栄養素を消化吸収しやすい体制を作っていきます。なので吸収効率も良くなると考えられますし、消化器官への負担も軽減されます。」
佐藤「なるほど。では朝食後と夕食後だと違いはありますか?」
丸先生「得に違いはないと思います。ただ、肝心なのは常に栄養素が体を巡っている状態を保つこと。だから朝飲むなら朝、夜なら夜で毎日タイミングを決めて継続するのがオススメです。」
佐藤「タイミングを決めて習慣化するのがポイントなわけですね。」
丸先生「飲み忘れしにくいというメリットもありますから、ルーティーン化するのが一番です!」
5.天然由来のビタミンとアリウムSACのプレミックスで摂取するメリットとは
佐藤「弊社では心と体のダブルのリカバリーという目的で、天然由来のビタミンとアリウムSACをプレミックスという形を考えていますが、メリットはあると思いますか?」
丸先生「もちろんあると思います。ビタミンは体調を整えるためには重要なバイオファクターですから。」
佐藤「うんうん。」
丸先生「例えば疲労回復には必須となるビタミンB1はやはり相性が良いと思います。」
佐藤「エネルギー代謝に関わるビタミンですね。」
丸先生「はい。あとは抗酸化という観点だとビタミンCやビタミンEとの組み合わせも素晴らしい。アリウムSACも抗酸化をベースとする成分ですからね。」
佐藤「なるほど。では我々も自信を持って開発を進めても良さそうですね!」
丸先生「もちろんですよ!疲労へのアプローチとしてはかなり強力な素材が揃っていると思います。」
6.アリウムSACの継続的な摂取によるリスクや副作用とは?
佐藤「優秀な成分だからこそ多くの人が気になるのはリスクだと思います。継続的にアリウムSACを摂取する事によるリスクや副作用はありますか?」
丸先生「それがですね、実は今のところ副作用は一切報告されていないんですよ。」
佐藤「えー!すごいですね!」
丸先生「人を対象にした推奨量の5倍の容量を1ヶ月間摂取させる試験でも副作用は認められませんでした。安全性はかなり高い成分だと考えられます。」
佐藤「なるほど。例えばニンニクをたくさん食べるとお腹がゆるくなることもあると思いますが、アリウムSACでは問題なさそうでしょうか・・?」
丸先生「基本は問題ないと思います。たしかにアリウムSACの原料であるニンニク自体は殺菌作用が強いので腸内細菌に影響することでお腹をゆるくしてしまうことはありますが、アリウムSACのように抽出された成分では大丈夫です。」
佐藤「殺菌作用が強い成分は除かれているということですね?」
丸先生「その通りです。試験でも消化器官の不調は確認されていないので安心して良いと思います。」
佐藤「アリウムSACについてよく理解できました!ありがとうございます!」
まとめ
今回は脳疲労についてかなり深いお話をお伺いすることができました。
少しでも皆さんのお役に立てる製品を作り上げたいと思います。
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