果たして、カカオが性欲や勃起力などの精力アップに良いと言えるのでしょうか？

ここからはカカオと性欲の関係について、学術的な観点から3つの真実をお伝えしていきます。

真実1.性欲の源「テストステロン」を増やす可能性あり

カカオに関する噂のひとつに「テストステロンを増やす」というものがありますが、これは本当です。

その理由は、カカオに含まれるマグネシウムによる効果だと言われています。

マグネシウムは、血圧を良好な状態にするのに欠かせないミネラル。

もしマグネシウム摂取量が少なければ、高血圧症の発症リスクが上昇することが示された研究があります^出典[1]。

血圧状態は男性ホルモンであるテストステロンにも影響し、高血圧の場合は総テストステロン値が低くなることが実験でも実証されました^出典[2]。

つまりカカオの摂取によって血圧状態が良好となり、テストステロンが分泌されやすくなるのです。

性欲・生殖機能の向上だけでなく男性らしい肉体や骨格を目指す方は、カカオを摂取してみてはいかがでしょうか。

真実2.勃起力に重要な血流も促進する

「カカオは勃起力にも関わる」という話を耳にしたことはありませんか？

なんと、カカオには勃起力に重要な血流を促進する成分が豊富に含まれているのです。

「血流促進効果がある」と言われるのは、アルギニンとテオブロミンと呼ばれる成分が関与しています。

アルギニンは、血管拡張作用のある一酸化窒素の生成をサポートしてくれる成分^出典[3]。

とある研究によると、Lアルギニンを3ヶ月補給した軽度のED患者のうち24%がEDではない状態と一致するIIEFスコア6に達しました^出典[4]。

また、テオブロミンもアルギニン同様に血管拡張作用がある成分です。

雄のラットに700 mg/kg体重のテオブロミンを7日間投与した実験では、対照群と比較して血清テストステロン濃度が有意に上昇したことが明らかになりました^出典[5]。

別の研究でも、テオブロミンとカフェインを摂取したラットのテストステロン濃度が上昇したことが判明しています^出典[6]。

カカオはもうひと段階立ち上がらせたいという男性のサポートにもぴったりな食材ですね。

真実3.ただし、カカオに含まれる有効成分の濃度は低い・・

たしかにカカオには、アルギニンやテオブロミンなど精力や性欲に影響を与える成分が含まれています。

「有効成分が入っているのは分かったけど、本当にカカオを食べれば精力がつく？」なんて不安を感じる方もいらっしゃるはず。

実は、一概に「カカオを食べればすぐに精力がつく」とは断言できないのが現実。

というのも、カカオ1食あたりのアルギニンやテオブロミンの成分濃度は非常に低いのです。

効果を実感できるほどの成分量を摂取するためには、多量のカカオを消費しなくてはいけません。

効果を実感したい方はカカオをそのまま食べるのではなく、有効成分を濃縮したサプリメントを摂取するのがおすすめ。

サプリメントであれば1日に必要な有効成分を簡単に摂取できるだけでなく、習慣化しやすく効果を実感しやすいでしょう。

もしカカオによる性欲アップ効果を得たい場合は、高カカオの食材がおすすめです。

たとえば高カカオ含有（70%以上）のダークチョコレートは、カカオのポリフェノールやテオブロミンを効率よく摂取できます。

またカカオニブは焙煎したカカオ豆を細かく砕いたもので、加工度が低く、カカオの栄養素が豊富に含まれている食材。

焙煎されたカカオ豆もポリフェノールを効率よく摂取できますが、苦味が強いので好き嫌いが分かれやすいでしょう。

自分の好みの高カカオ食材を見つけて、積極的に摂取してくださいね。

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カカオはアルギニンやテオブロミンなど、精力や性欲に影響を与える成分が含まれていることが明らかになりました。

男性機能の向上に有効ですが、カカオをそのまま食べるのは非効率であることも事実。

もしカカオによる精力アップを実感したい男性は、有効成分を濃縮した素材を摂取するのがおすすめです。

即効性を実感したい方は、カカオの有効成分を規格化した成分「テスノア」を主要素材としたサプリメントを摂取してみましょう。

年齢に負けずにポジティブで自信のある男を目指したい方は、ぜひチェックしてみてくださいね。