

監修者
上級睡眠健康指導士 /NR・サプリメントアドバイザー
関川裕大
睡眠と運動と栄養の3つ面から皆様の健康的なライフスタイルをサポートします。睡眠と運動は特に男性のQoLにおいて非常に重要な役割を果たします。睡眠が不足すると筋肉が付きにくく太りやすくなりますし、運動が十分でない男性は睡眠の質も低下し易いと言われております。そして栄養が不足すると運動効率も睡眠の質も悪化してしまいます。医療に頼らない心と体の健康促進を目指します。

執筆者
株式会社アルファメイル
NP+編集部
「オトコを科学する」をキーワードに男性の悩みや課題の解決を科学的根拠をもってサポート。運動や睡眠、栄養など、健康に関する正しい知識を提供するためにコンテンツを製作中。
目次
チェリーピュアとは?トレーニーに注目される理由は

あなたはハードなトレーニングの後、しっかりとリカバリーできていますか?筋肉を効率よく成長させるには、トレーニングと同じくらい「回復」が大切です。
でも、頑張れば頑張るほど、「筋肉痛が長引く…」「疲れが抜けなくて、次のトレーニングに響く…」なんて悩みも出てきますよね。
そんなトレーニングのお悩みが増え始めた中級者以上におすすめの成分が、様々な角度から回復をサポートしてくれる「チェリーピュア(CherryPURE)」です。
これまでのリカバリーといえば、筋肉の材料となるアミノ酸やプロテインを補給する程度の対策が一般的でした。一方、チェリーピュアは単なる栄養補給にとどまらず、強力な抗酸化作用により積極的なダメージ軽減と回復促進を行うのが特徴的です。
その正体はいったいどのような素材でしょうか?
チェリーピュアの原料は、日本で普段目にする甘いサクランボとは少し違う「タルトチェリー」という品種。中でも特に栄養価が高いとされる果皮の部分だけを、成分が損なわれないようフリーズドライ製法で丁寧に粉末化しています。
さらに、製造過程では一般的なサプリメントに見られる増量剤、香料、着色料といった不要な添加物は一切不使用。混じり気のない、名前通りピュアな成分なのです。
そんなチェリーピュアの品質と特異的なリカバリー効果は海外のサプリ先進国でも認められており、多くの有名ブランドで採用されています。最近は日本でも一部の製品で取り入れられており、注目が高まっているのです。
チェリーピュアはなぜリカバリーに効果的なのか?
チェリーピュアの効果が気になってきたところで、まずはメカニズムの部分をおさらいしましょう。
複数の側面からリカバリーをサポートしてくれますが、機能は主に下記の3つにわけられます。
①特殊なアントシアニン(C3R・C3GR)による筋肉の炎症軽減

チェリーピュアは、トレーニング後の過剰な炎症を抑制し、筋肉がスムーズに修復される環境作りをサポートします。
トレーニングで筋肉に負荷をかけると、筋繊維には微細な傷がつきます。そして身体は傷を修復する際に「炎症」を引き起こしますが、反応が過剰になると、筋肉痛が長引いたり回復を妨げたりする「活性酸素」が増えすぎてしまうのです。
活性酸素の過剰な発生は、周囲の細胞を傷つけ、さらに筋肉の回復を遅らせる悪循環を引き起こすと考えられています。
ここで注目したいのが、チェリーピュアが保有する特殊なアントシアニンであるC3R(シアニジン 3-ルチノシド)とC3GR(シアニジン 3-グルコシルルチノシド )です。この2つのアントシアニンは体内の炎症を鎮める力が特に強いことで注目されており、チェリーピュアが筋肉の炎症を抑制してくれる秘密になっています。
実際の研究でも、タルトチェリージュースに含まれるC3RとC3GRが、炎症の指令を出す「炎症性サイトカイン」を30%、炎症を誘導する「iNOS」という酵素を20%抑制して炎症を防ぐことが確認されているんです出典[1]。
なお、C3GRとC3Rはカシスやラズベリーなど一部の果物にも含まれています。しかし日本では継続摂取するのが難しいので、摂取したければチェリーピュアは有力な選択肢のひとつになります。
この特殊な抗酸化物質が、トレーニング後に増えすぎた活性酸素を効率よく除去し、過剰になりがちな炎症反応を穏やかにしてくれると期待されているわけです。
②血流促進による筋肉への栄養供給強化

抗酸化作用による炎症ケアに続いて、チェリーピュアが持つもう一つの重要な働きとして注目されるのが、「血流」へのアプローチです。
そもそも、なぜ血流がリカバリーに大切なのでしょうか? トレーニングでダメージを負った筋肉には、修復のための栄養と酸素が絶えず必要とされるからです。もし血流が滞りがちになると、回復に必要な物質が筋肉へ届きにくくなるばかりか、疲労物質も蓄積しやすくなってしまいます。
チェリーピュアに含まれるポリフェノールは血管の健康維持をサポートすることで、血流をスムーズにする働きが研究で示唆されています 出典[2]。
血流促進による栄養供給の効率化は、トレーニング後の回復をサポートする上で見逃せない要素。チェリーピュアは血流の面でも回復のプロセスを加速させてくれそうです。
③天然のメラトニンによる睡眠の質向上

質の高いリカバリーを実現するためには、もう一つ欠かせない要素が存在します。それが、身体を根本から修復する時間、すなわち「睡眠」です。
実際、筋肉の修復や成長は、主に睡眠中に分泌されるテストステロンや成長ホルモンにより活発になります。つまり質の高い十分な睡眠は筋肉のリカバリーにも直結する要素と言えるでしょう
そしてタルトチェリーには「睡眠ホルモン」として知られる「メラトニン」が自然に含まれているのです 出典[3]。
メラトニンは、私たちの体内時計を整え、自然な眠気を促し良質な睡眠を維持する働きを持っています。
実際の研究でもタルトチェリーには100gあたり約1,346ngのメラトニンが含まれることが報告されており、これは他の多くの食品と比較しても豊富な量です出典[5]。さらにタルトチェリージュースの摂取が睡眠に与える影響を調べた研究では、睡眠時間や睡眠の質を改善する可能性が示唆されています 出典[4]。
自然由来の天然成分として摂取できるため、もちろん睡眠薬とは異なり副作用の心配もありません。
睡眠に対する効果はチェリーピュアが持つリカバリーに対する多角的なアプローチの一つとして期待できそうです。
チェリーピュアに期待できる効果7選
では、チェリーピュアは私たちの身体には具体的にどのような変化をもたらしてくれると期待できるのでしょうか?
ここからは実際の研究結果に目を向け、報告されている7つの具体的な効果について、データと共に詳しくご紹介していきます。
①筋肉痛の減少

ハードなトレーニングを乗り越えた翌日、「体がバキバキで動くのも辛い…」そんな強烈な筋肉痛に悩まされた経験は、多くのトレーニーがお持ちではないでしょうか。特に脚や背中といった大きな筋肉を追い込んだ後は数日にわたって痛みが続き、日常生活や次のトレーニングに影響が出てしまうことも少なくありません。
チェリーピュアは、トレーニング後の筋肉痛を和らげる効果が確認されています。
実際にテキサスA&M大学の研究グループが行った試験では、10日にわたりチェリーピュアを480mg摂取させるグループと非摂取グループにわけ、高強度のバックスクワット(1RMの70%で10セット×10回)を実施してもらいました。その後、筋肉痛の度合いを非摂取グループと比較したところ、チェリーピュアを摂取していたグループでは、トレーニング24時間後の外側広筋(太ももの外側)の筋肉痛スコアが低く抑えられていたのです 出典[5]。
具体的には、非摂取グループでは筋肉痛スコアがトレーニング後に最大170%増加したのに対し、チェリーピュア群では最大104%の増加に留まったと報告されています。
筋肉痛が軽減されれば、トレーニング翌日のコンディションが向上し、より質の高いトレーニングを継続しやすくなるはず。チェリーピュアは、辛い筋肉痛から早く解放され、効率的なボディメイクを進めるための強力な味方になってくれるかもしれません。
②筋力低下の抑制

トレーニングをしっかり追い込んだ後、「なんだか力が入らないな…」と感じることはありませんか?
一時的な筋力低下は避けられませんが、回復が遅れると次のトレーニングで十分な負荷をかけられず、成長のチャンスを逃してしまうかもしれません。
チェリーピュアはトレーニング後の厄介な筋力低下を抑える働きにより、筋トレのサイクルを加速させるサポートをしてくれます。
先ほどと同じバックスクワットの研究で運動後の最大筋力の変化を比較したところ、チェリーピュアを摂取したグループでは非摂取グループと比較して運動60分後の最大筋力の低下が約32.3%抑制されていたのです。さらに運動24時間後の低下も約37.3%抑制されていた、という結果が報告されており、筋力の回復スピード加速が確認されました 出典[5]。
少しでも筋力の低下を抑え、回復を早めることができれば、トレーニングの質を落とすことなく、継続的なレベルアップを目指せるはずです。
特に高重量でのパフォーマンスを重視する方にとって、チェリーピュアは頼れるサポート成分となるのではないでしょうか。
③筋分解の減少

トレーニングによって筋肉を成長させるためには、合成を高めるだけでなく、「分解を抑える」視点も非常に重要になってきます。激しい運動や栄養不足は、身体が筋肉を分解してエネルギー源として利用してしまう「筋分解(カタボリック)」を招きやすく、せっかくのトレーニング効果を損なう原因にもなりかねません。
チェリーピュアは筋分解の進行を抑える面でも、注目すべきデータが報告されています。
研究では筋分解の度合いを表す指標として、体内でタンパク質が分解されると数値が上昇する「クレアチニン」が計測されました。

試験では高強度トレーニングの60分後にクレアチニンを測定したところ、非摂取グループでは運動前の97.19μmol/Lから102.76μmol/Lへと5.57μmol/L(5.73%)上昇したのに対し、チェリーピュアを摂取したグループでは運動前の96.84 μmol/L から、60分後には 95.42 μmol/L へと、逆に1.42μmol/L(1.46%)減少しました 出典[5]。
つまり、非摂取グループでは激しいトレーニングによる筋分解が進んだ可能性が示唆される一方で、チェリーピュアを摂取したグループでは抑制どころか体内環境が改善する傾向が見られたのです。
さらに運動から48時間が経過した時点の数値は、非摂取グループが95.20 μmol/Lで元数値から1.99μmol/L(-2.05%)の減少に留まっているところ、摂取したグループは81.99 μmol/Lと14.85μmol/L(-15.33%)の大幅な差を記録しました 。
データは、チェリーピュアがトレーニング後の身体をカタボリックな状態から保護し、筋肉を維持・成長させやすい環境作りに貢献する可能性を示しています。
④運動後のコルチゾール抑制

ハードなトレーニングを行うと、体内ではストレスホルモンであるコルチゾールが分泌されます。コルチゾールは運動による炎症反応の一環として必要なホルモンですが、過剰に分泌されると筋肉の分解を促進し、疲労感を強める要因となります。 そのため、コルチゾールのコントロールは、パフォーマンスを維持するうえで重要なポイントになります。
チェリーピュアには、トレーニング後の過剰なストレス反応、すなわちコルチゾールの分泌を抑える効果も期待できるのです。
ハーフマラソン後の回復に関する試験を見てみましょう。研究ではチェリーピュアを480mg摂取したグループと非摂取グループで、運動後のコルチゾールレベルの変化を比較しました。その結果、運動1時間後のコルチゾールの上昇幅が非摂取グループと比較して約68.5%も抑制されていた、という結果が報告されています 出典[6]。
トレーニングによるストレス反応、特にコルチゾールの過剰な分泌を抑えることは、筋肉の分解を防ぎ、スムーズな回復を促す上で重要です。
⑤有酸素運動のパフォーマンス向上

チェリーピュアの恩恵は、筋力トレーニング後のリカバリーだけに留まらない可能性があります。研究では持久的な運動能力、つまり有酸素運動のパフォーマンス向上にも貢献することが示唆されているのです。
持久的なトレーニング経験を持つランナーやトライアスリートを対象に、テキサスA&M大学の研究グループがチェリーピュア(480mg/日)の効果を検証しました。
被験者にチェリーピュアまたはプラセボを10日間摂取してもらい、ハーフマラソン(21.1km)のタイムを比較したところ、驚くべき結果が報告されました。
非摂取グループの平均タイムが118分だったのに対し、チェリーピュアを摂取したグループの平均タイムは103分。つまりタイムが平均で15分短縮され、13%も速くゴールしていたのです 出典[6]。
この結果は、チェリーピュアが持つ抗酸化作用などが、長時間の運動におけるパフォーマンス維持に寄与する可能性を示しています。アスリートはもちろん、持久力を要するトレーニングをする方にとっても、見逃せない効果といえるでしょう。
⑥睡眠時間や質の向上

天然のメラトニンが含まれるチェリーピュアは、睡眠の質を高めることでもリカバリーを促進します。
実際に、ノーザンブリア大学などの研究グループは、健康な成人を対象に、タルトチェリージュース濃縮物を7日間摂取してもらい、睡眠にどのような変化が現れるかを調査しました。結果、プラセボ飲料を摂取した期間と比較して、タルトチェリージュースを摂取した期間では、客観的な指標(アクチグラフ)で測定した総睡眠時間が平均で34分長くなり、睡眠効率(ベッドにいる時間に対する実際の睡眠時間の割合)も平均で5.5%ポイント向上するという、統計的にも明確な改善が見られました 出典[3]。
また、主観的なアンケート調査では、日中の昼寝時間も有意に減少したと報告されています 出典[3]。
質の高い睡眠は、トレーニング後の身体の回復を加速させるだけでなく、集中力や意欲といった精神的なコンディションにも良い影響を与えます。タルトチェリー由来の成分が、リカバリーの質を根本から支える睡眠にアプローチできる点も、大きな魅力と言えるでしょう。
⑦免疫力の向上

ハードなトレーニングを継続する上で、見過ごせないのが「免疫力」の問題です。
激しい運動は一時的に免疫機能を低下させることが知られており、「トレーニングを頑張ると風邪を引きやすくなる」「大事な時期に限って体調を崩してしまう」といった経験を持つ方もいるのではないでしょうか。特にマラソンのような長時間にわたる運動後は、くしゃみや鼻づまり、喉の痛みや咳などの症状を伴う上気道感染症(URTS)のリスクが高まると言われています。
チェリーピュアには運動後の免疫力低下やURTSのリスクを軽減することも期待可能です。
ミドルセックス大学の研究グループは、マラソンランナーを対象にタルトチェリージュースの効果を調査しました。
ランナーは、マラソン前後を含む8日間、タルトチェリージュースまたはプラセボ飲料を摂取。レース後、上気道症状(咳、喉の痛み、鼻の症状など)の発症状況を比較しました。
するとプラセボ飲料を摂取したグループでは、レース後24時間および48時間で50%(半数)のランナーがURTSを発症したのに対し、タルトチェリージュースブレンドを摂取したグループでは、URTSを発症したランナーは一人もいなかった(0%)のです 出典[8]。
トレーニングによって一時的に低下しがちな免疫機能をサポートし、URTSのようなコンディショニングを妨げる要因から身体を守るタルトチェリー由来の成分が持つ、トレーニーにとって価値ある側面と言えるでしょう。
チェリーピュアはどうやって飲めば良い?

様々な角度からリカバリーをサポートしてくれるチェリーピュアですが、その効果を最大限に引き出すためには、どのように摂取するのが良いのでしょうか?せっかく取り入れるなら、最も効率的な方法を知りたいですよね。
まず基本的な考え方として、チェリーピュアに関する研究の多くは、数日間~数週間にわたる継続的な摂取を前提としてデザインされています 出典[6] 出典[7]。
そのため、単発での使用よりも、日々の習慣として取り入れることが、効果を実感するための鍵となりそうです。多くの研究では、1日あたり480mgのチェリーピュアが摂取量として用いられています。
摂取するタイミングについては、期待する効果によって調整するのが良いかもしれません。
睡眠の質の向上を特に期待する場合は、天然のメラトニン含有という特徴を活かし、就寝前の摂取を試してみる価値はあるでしょう。
一方、運動後の筋肉痛軽減や筋力回復を重視する場合はトレーニングによるダメージや炎症反応に対応するため、運動後なるべく早いタイミング(例:30~60分以内)での摂取が考えられます。
さらに、チェリーピュアに含まれるポリフェノール類の吸収効率を高める方法として、バイオペリン(黒コショウ抽出物)のような吸収サポート成分との組み合わせも有用です。ポリフェノール類全般において、バイオペリンとの併用で吸収が高まったとするデータも存在するため 出典[9]、より効率を追求したい場合は検討の余地がありそうです。
ご自身のトレーニングスケジュールやリカバリーで特に重視したい目的に合わせて、摂取のタイミングや組み合わせを工夫してみてはいかがでしょうか。
まとめ:チェリーピュアでトレーニングサイクルを加速させよう
トレーニングの成果を最大化するには、リカバリーの質を高めることが欠かせません。どれだけハードに追い込んでも、回復が追いつかなければ筋肉の成長は停滞し、疲労の蓄積がパフォーマンスを低下させてしまいます。
チェリーピュアは、抗酸化作用・血流促進・睡眠の質向上といった多角的なアプローチで、トレーニング後の疲労回復を加速させるスポーツニュートリションです。実際の研究でも、筋肉痛の軽減、筋力低下の抑制、コルチゾールの減少、睡眠の質向上、持久力アップなど、多くのメリットが確認されています。
継続的に摂取することで、よりトレーニング頻度を高め、1回1回のワークアウトの質を維持しながら、ボディメイクの進捗を加速させることが可能になります。さらに、リカバリーを強化するだけでなく、筋合成をサポートするテストステロンブースターと組み合わせることで、より効率的なボディメイクを実現できる可能性があります。 どんな成分を選ぶべきか迷っているなら、専門家に相談するのもひとつの手です。
リカバリーの最適化がトレーニングの成果を左右する以上、回復を強化する手段を持つことは、ボディメイクにおいて大きなアドバンテージとなります。 もし、回復力を高めながら、さらなる成長を目指したいなら、チェリーピュアを取り入れ、トレーニングサイクルを加速させてみてはいかがでしょうか?
出典
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