コーヒーを眠気覚ましとして飲む場合の正しい飲み方
2023年3月21日更新

執筆者

株式会社アルファメイル

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はじめに

突然ですが、仕事中や運転中の眠気を解消するために思い浮かぶ方法は何ですか?

恐らく、「コーヒー」が真っ先に思い浮かんだのではないでしょうか。

確かにコーヒーは眠気覚ましの飲み物として有名で、世界中で飲まれています。

しかし、「実際はあまり眠気に効く感じしないけど…」と懐疑的な方も中にはいらっしゃるはず!

実はコーヒーにも正しい飲み方、眠気に効かせるコツがあるんです。

そこで今回は、コーヒーを眠気覚ましとして飲む場合の正しい飲み方をご紹介します。コーヒーを飲んでもシャキッとしたことが無い… そんな方はぜひ、本内容を参考にしてくださいね!
 

コーヒーは「正しく飲めば」眠気覚ましに効果あり

コーヒーに含まれる成分・カフェインには、頭を冴えさせる覚醒作用がデータで確認されています。

そもそも人が眠気を感じることには、体内に存在するアデノシンと呼ばれる物質の働きが関係しています。眠気は、脳内でアデノシンとアデノシン受容体に結びつくことで誘発されます。一方で、カフ

インもアデノシン受容体と結合することが可能!
 

つまり、カフェインがアデノシンとアデノシン受容体の結合をブロックすることで、眠気の誘発を防ぐのです。
 

もしコーヒーが効かない場合は、カフェインが悪いのではなく他の要因によって眠気が引き起こされている場合があります!
 

コーヒーの効果を最大限に感じるコツ4選

今回はコーヒーを眠気覚ましとして飲む際に気を付けたいポイントを4つご紹介します。

コツを意識することで、カフェインの効果を最大化に引き出しましょう!

朝よりも日中に飲む

実は、朝にコーヒーを飲むことは、目覚ましとしてはあまり効果的ではないと考えられています。

これには、体内で分泌されるホルモン・コルチゾールに関係が。

覚醒作用のあるコルチゾールは、朝の時間帯には自然に体内で分泌されています。

つまり、カフェイン無しでも体が起きる準備をしているのです。

さらに、カフェインを日常的に飲み続けることで、コルチゾール分泌量が減少することを示唆した研究もあります。

一方で、起床後4時間以上経過するとコルチゾールの分泌量は半減します。

そのため、例えば7時起床で11時以降といったように、起床後よりも日中にコーヒーを飲む方が眠気覚ましのためには効果的です。

 

眠気覚ましのコーヒーはアイスよりホット

ホットコーヒーよりも冷たいアイスコーヒーを飲みたい時もありますよね。

しかし、眠気覚ましの観点でいうと、できるだけホットコーヒーを選ぶのがオススメです。

基本的に、アイスコーヒーにはホットコーヒーよりも深煎りの豆が使われます。

実は、カフェインは高熱に弱い成分で、時間をかけて煎られた深煎り豆は浅煎りの豆と比べてカフェインが少ない傾向が。

実際の研究では、カップ一杯分のコーヒーを比較した際、浅煎り豆はカフェインが60mg含まれていたことに対して深煎り豆は51mgと、1割以上も少なくなっていることが確認されています。

少しでも眠気覚ましの効果を高めたい方には、アイスコーヒーよりもホットコーヒーを飲むことをおすすめします。

 

いつも眠気を感じ始める30分前に飲む

一般的に、コーヒーを飲んでからカフェインが体内に吸収されるまで30分程度かかるといわれています。

そのため、昼食後など眠気を感じ始める時間帯から逆算して、30分ほど事前にコーヒーを飲んでおくと効果的に目を覚ますことができます。
 

ちなみに、冷たいアイスコーヒーは小腸の毛細血管が収縮してしまい、カフェインが体内に吸収されるまでに時間がかかるといわれています。

カフェインを素早く取り入れるためにも、アイスコーヒーよりもホットコーヒーがおすすめです。

 

コンビニコーヒーはドライマンゴーとセットで購入が◎!

コンビニでコーヒーを購入する際、一緒におやつを買い求める方も多いと思います。

そんな方にオススメしたいおやつが、ドライマンゴーです!
 

果物に含まれる果糖は、体内に穏やかに吸収されるため優秀なエネルギー源となります。

さらにマンゴーには、ビタミンAやビタミンC、β‐カロテンといった抗酸化作用のある栄養素が豊富。

抗酸化成分には疲労回復効果があるうえ、ビタミンCには精神的疲労を軽減する効果もあると言われているため、仕事中にも積極的に摂りたい栄養素です。
 

一方で、お菓子や甘いコーヒーといった糖分が多く含まれている商品はあまりお勧めできません。

砂糖は血糖値を急激に上昇させる原因となり、むしろ眠気の誘発に繋がります。
 

コーヒーはあくまでも「元気の前借り」

コーヒーは眠気の元となる物質をブロックするだけであり、根本的な疲労回復に役立つものではありません。

そのため毎日の眠気に悩む方は、コーヒーを飲むよりも眠りの質を高めて、根本から解決することが大切です。

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