執筆者
株式会社アルファメイル
ナイトプロテイン公式マガジン
弊社商品を購入したいただいた向けにお送りしているメールマガジンのバックナンバーをお届けします。
はじめに
ナイトプロテインでは公式LINEで男性のパフォーマンスに関する様々なご質問を受け付けていますが、良くいただくご質問の中に「テストステロンを増やすと抜け毛も増えてしまうのではないか」というものがあります。
結論からお伝えすると、答えは「ノー」。
確かに男性ホルモンの中一種である『ジヒドロテストステロン(DHT)』はAGAの主な原因とされていますが、テストステロンと名前が似ていても働きは全く異なるもの。
また、DHTはテストステロンが『5αリダクターゼ』と呼ばれる酵素と結びつくことで出来るホルモンです。
例え別物であっても、テストステロンが増えることで結果的にDHTも増えてしまうのではないか、と危惧されている方も多いと思います。
しかしながら、実はDHTの増減はテストステロン量よりも5αリダクターゼの働きによる部分が大きいことが分かっているんです。
実際、AGAの治療薬として有名な「デュタステリド」は、5αリダクターゼの働きを阻害することでAGAの進行を遅らせています。
ということで今回は、5αリダクターゼに着目してみたいと思います。
実は薬以外にも、5αリダクターゼの働きを阻害する簡単な方法があると聞いたら、やってみたくなりませんか?
何を隠そう、その方法とは「ただ寝るだけ」なんです!
抜け毛対策は「ぐっすり寝て心身共に健康になる」だけ!?
より正確にお伝えすると、ぐっすり寝て心身共に健康であることが抜け毛対策となります。
頭皮マッサージなど、何か新しい方法を取り入れるよりもずっと簡単で楽ですよね。
とはいえ、単純に寝れば抜け毛対策になると言われても納得できないと思います。
まずはなぜ睡眠が抜け毛対策になるのか、詳しく説明しますね。
脳の働きを回復してホルモン・酵素バランスを整える
誰しもが睡眠不足になると体の調子が全体的に悪くなる経験をしたことがあると思います。
それはホルモンや酵素バランスも同様で、睡眠が足りなくなるとホルモンの分泌が乱れてしまいます。
例えばメラトニンなどの睡眠リズムを整えるホルモンの減少や、ストレスホルモンと呼ばれるコルチゾールの増加など。
その乱れの中に、5αリダクターゼも含まれるんです。
ラットを対象とした研究でも、睡眠不足になることで脳内の5αリダクターゼが増加するデータが存在します。
体の調子を整えるためにも、毎晩しっかりと眠るようにしましょう。
5αリダクターゼ増加の原因となるストレスを軽減
「ストレスが増えると禿げる」という噂、誰しもが聞いたことがあるかと思います。
実は科学的に見ても、その噂にある程度のエビデンスがあるんです。
睡眠不足と同じように、強いストレスを受けることで5αリダクターゼは増加します。
反対に、ストレスを軽減するためにも睡眠がカギになるんです!
いくつかの研究をまとめたメタ分析では、実際眠りの質を改善(眠りを深くする)ことでメンタルヘルスが改善したとの結果が。
また、不眠症の方はしっかり睡眠を取れている方に比べて10倍以上もうつ病の発症リスクがあるとの衝撃な報告もあります。
つまり、しっかりと寝ることは5αリダクターゼを抑制するうえで大変重要な要素なんです!
抜け毛対策どころかテストステロンの分泌促進まで!
さて、ここまで編集部は睡眠を激押ししてきたわけですが、それには一つ理由があるんです。
それは、睡眠が持つメリットは多大で、単に抜け毛対策になるだけに留まらないからです!
実は男性機能向上や筋肥大に欠かせない男性ホルモン、テストステロンの増加にも一役買っているんですよ。
テストステロンが最も分泌されるタイミングは睡眠中。
そもそも逞しいオトコであるためには、質・量のそろった睡眠は欠かせないんです。
実際、睡眠が不足するとテストステロン量が減少するとのデータもあります。
毎晩しっかりと睡眠を取るだけで、頭から下半身までの健康を保つ礎となります。
出来るオトコになるためにも睡眠に拘りましょう!
今夜から寝る前スマホを我慢!ぐっすり&ふさふさを実現しよう
正直睡眠は人によって必要な量が異なる部分はありますが、一般的には1日7時間程度の睡眠が必要とされています。
普段の睡眠時間が7時間よりも少ない方は、今夜から少し長めに寝ることを意識してみてくださいね。
また、中には7時間も睡眠時間を確保することが難しく感じる方もいらっしゃると思います。
その場合は眠りの深さを意識することがおすすめです。
睡眠の質は徐々に変化するものであるため、いきなり今日からぐっすり!ということは難しいです。
しかし、だからこそ少しでも早く睡眠の質を良くするために、今夜から睡眠の質を向上させるために行動することが重要です。
真っ先に出来ることとして、今日は家に帰ったらすぐにスマホの電源をオフにしましょう。
液晶画面は睡眠の質に悪影響を及ぼします。
スマホ以外の方法については、これからのメルマガでも順にお伝えします。
もしくは、「今日からすべてを変える!」とやる気のある方はぜひ公式LINEへ!
睡眠健康指導士がお客様のご状況に合わせて、お役立ちいただけるような情報をお伝えしますよ!
参考文献
- Influence of sleep disturbance on steroid 5alpha-reductase mRNA levels in rat brain
- Improving sleep quality leads to better mental health: A meta-analysis of randomised controlled trials
- Effects of environmental stress on mRNA and protein expression levels of steroid 5alpha-Reductase isozymes in adult rat brain
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