執筆者
株式会社アルファメイル
ナイトプロテイン公式マガジン
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飲み会=肥満の元とは限らない
恐らく、多くの人が飲み会=太るものと考えているのではないでしょうか?
しかし、実は事前に対策をしておくことで、飲み会をしっかり楽しめるだけでなく、肥満対策もできちゃうんですよ。
ポイントは、太りやすいお酒と太りにくいお酒の2種類があることを知っておくことと、選ぶべきメニューと避けるべき食材を見極めること。
大まかにこの2点を押さえておけば、飲み会後の体重変動をできるだけ抑えることができますよ。
飲み会に行くと太ってしまう…!そんな概念を取っ払って、飲み会を心ゆくまで楽しみましょう。
飲み会時に気を付けたい5つのポイント
続いて、体型維持のために飲み会で気を付けたい5つのポイントを具体的に紹介します。
飲み屋のジャンルに関わらず、どのような食事内容でも参考に出来る基本的な内容をピックアップしていますので、ぜひ参考にしてくださいね。
1.できるだけハイボールやウーロンハイなど糖質0のお酒を注文
飲み会の主役・お酒は、基本的に蒸留酒を飲むようにしましょう。
例えば、米から醸造される日本酒には糖質が含まれます。
一方で、日本酒を蒸留してアルコール純度を高めた焼酎は糖質が含まれていないため、摂取アルコール量が同じでも、摂取カロリーは蒸留酒の方が少ないんですよ。
居酒屋で注文するべき蒸留酒のおすすめは、ウィスキーをつかったハイボールや焼酎を使ったウーロンハイなど。
最近では1杯目からハイボールを頼む人も多いため、上司が頼んでいたら遠慮なく便乗してみてはいかがでしょうか?
ただし、アルコール自体のカロリーが高めであることは間違いありません。
たとえ蒸留酒であっても飲みすぎには注意し、適度に楽しみましょう。
2.最初はサラダと豆腐。満腹感を早めに得ておこう
飲み会では、まずはサラダなど調理の必要が無い料理を頼むことが多いですよね。
この時、是非「食物繊維」を意識して注文してみましょう。
食物繊維は体内で水分を吸って膨らむため、満腹感を得やすくなります。
さらに食物繊維は、体内で消化吸収されず肥満にもつながらないため、体型維持に持ってこいの存在です。
飲み会の序盤には、以下のような食品から積極的に食物繊維を摂取しておきましょう。
【食物繊維を豊富に含む食品の例】
豆腐などの大豆食品やインゲン豆などの豆類
大根やゴボウなどの根菜類
ひじき、わかめ等の海藻類
シイタケ、なめこ等一部のキノコ類
もし、自分で自由にメニューを選べる場合は、食物繊維を含む料理をメインに注文することをオススメします。
3.メインはコレステロール値に優しい魚を選ぶ
盛り上がりが最高潮になる飲み会中盤には、メイン料理を選ぶタイミングが訪れます。
体型や健康を気にすると、メイン料理を食べるのは避けた方が良いのでは…?
大丈夫!我慢する必要はありません!
しかし、大切なのは魚を使ったメイン料理を選ぶこと。
魚にはたんぱく質が豊富に含まれているほか、EPAやDHAといったオメガ3脂肪酸が含まれています。
オメガ3脂肪酸には、血中脂肪の上昇を防ぐ効果があることが確認されているため、肥満予防に効果的です。
メイン料理を選ぶ際は、肉よりも魚を選ぶようにしましょう。
もし魚料理がない場合は、脂肪の少ない赤味のお肉や野菜を使ったメイン料理を選ぶと良いでしょう。
4.〆は低GI値の蕎麦一択
お酒をたくさん摂取する飲み会では、肝臓がアルコールを分解するためにフル稼働!
一方で、肝臓は糖質をブドウ糖に分解する機能もあるのですが、アルコール分解が優先されるため血糖値が上がりにくくなってしまいます。
飲み会後に糖質を取るために〆の一品が欲しくなるのには、このような理由があるんです。
〆の一品を頼む際も、重要なのは糖質を何の食材から摂取するかということ。
この時、GI値に注目して選んでみてください。
GI(Glycemic Index)とは、食べ物に含まれる炭水化物がブドウ糖へと変換される速度を表す指標のこと。
太りにくくするためには、血糖値の上昇が緩やかな GI値が低い=低GIの食品をチョイスしましょう。
以下に示す飲み屋定番〆食材は、上から下に向かってGI値が低くなります。
【高GI】白米
↓うどん
↓そうめん
↓パスタ
↓中華麺
↓蕎麦
↓玄米・五穀米
【低GI】全粒粉を使用したパスタ・パン
〆の一品で糖質を補充する際にも、できるだけGI値が低い食材を選んで体に優しく過ごしましょう。
5.デザートを頼む際は果実やゼリー系がおすすめ
コースプランの場合は、食事のラスト一番最後にデザートが付いていることも。
飲み会でも、デザートを食べる流れになることはよくあるかと思います。
もちろんデザートも楽しみたいですが、この時もなるべく健康に配慮したものを選びましょう。
特に、脂質の多い生クリームや糖質が多くスポンジケーキなどを含むデザートは、控えた方が良いでしょう。
オススメは、ゼリー系のデザート。
ゼリーに使われるゼラチンには、動物性たんぱく質が含まれています。
さらに、脂質や糖質が含まれていないため、他のデザートよりも健康的です。
ゼリー系のデザートが無ければ、果物もおすすめです。
果物には食物繊維が豊富に含まれているほか、果物に含まれる果糖のGI値はデザートに使われる精製糖よりも低いため、太りにくいデザートにピッタリですよ。
一方で、デザートには砂糖がつきもの!
美味しいからといって、ついつい食べ過ぎてしまわないよう注意しましょう。
作戦を立ててから飲み会に参加して、罪悪感なしで楽しもう
今回は、体型維持のために飲み会で気を付けたい5つのポイントをご紹介しました。
肥満のもとになりがちな飲み会ですが、お酒や料理の選び方を意識するだけでなるべく体に負担をかけることなく楽しむことができます。
また、調理法を意識することも大切。
前菜やメイン、〆の料理はなるべく油を使っていない料理を選び、揚げ物は絶対NG!
できれば煮物や生の食材がベストですが、どうしても炒め物を頼む場合は食べる量に気を付けてください。
そして何より、最も重要なのは飲み会のお店選び!
海鮮系や和風創作料理の店は体に良いメニューが多い傾向にあるので、今回紹介したポイントを実践しやすいですよ。
飲み会幹事の方は、ぜひ参考にしてください。
参考文献
- Dietary fiber and satiety: the effects of oats on satiety
- Fish diet, fish oil and docosahexaenoic acid rich oil lower fasting and postprandial plasma lipid levels
- 大塚製薬 GIについて学ぼう
- 糖の摂取と作業能力
- 新田ゼラチンダイレクト
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