マットレスの寿命10年は嘘?寝具と睡眠の質の実態調査
2023年6月12日更新

監修者

睡眠健康指導士/ロジスティクス管理3級

室井優作

心と体の健康の要となる睡眠のスペシャリスト。眠りに悩みを抱える方のコンサルティングを日々行っている。プロボクサーを目指しており、運動やダイエットに関する指導も可能。おすすめの寝具はウェイトブランケット。

執筆者

NP+が独自に調査した一次情報に関する記事を編集しています。

NP+一次情報編集部

本記事のデータを引用する際は以下の文言の記載をお願いいたします。

出典:株式会社アルファメイル
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調査実施の背景

株式会社アルファメイル(神奈川県鎌倉市 代表取締役社長・渡邉 洋樹)は、男性向けヘルスケアブランド「ナイトプロテイン」の運営を通じて、テストステロンの重要性について伝え続けています。

テストステロンは性欲向上や筋肥大、体毛の成長など男性らしい特徴と深い関わりのある男性ホルモンです。

加齢や生活習慣の乱れによりテストステロンが低下すると、EDや筋力の低下、やる気の減退が生じると言われております。

特に睡眠不足はテストステロン低下の大きな原因の1つです。実際に2011年にシカゴ大学が発表した研究では、5時間睡眠を1週間続けたところ、十分に睡眠時間を確保した人と比べてテストステロンが10〜15%低下したことが報告されています出典[1]

そのため男性は十分な睡眠時間を確保し、眠りの質を高めることが非常に重要です。

睡眠の質を向上させる1つの手段として、快適な睡眠環境を整えることが挙げられます。中でも、マットレスは睡眠環境において重要な役割を果たします。適切なマットレスを選ぶことで、身体の負担が軽減し、快適な睡眠に繋がります。

しかし、マットレスには寿命があります。使用年数が経過するとマットレスの劣化が進み、快適性やサポート性能が低下します。劣化したマットレスでは身体を支えるはたらきが低下し、睡眠の質が低下する可能性があります。

一般的にマットレスの寿命は5~10年と言われています。しかし実際にマットレスの使用年数と睡眠の質の関係を調べた明確なデータはありません。

そこで今回は普段マットレスを使用して寝ている男女500名を対象に、マットレスの使用年数と睡眠の質の関係についてアンケート調査を実施しました。
 

日本人の2人に1人が睡眠に満足していない。特に30代以降に割合が増加。


まず、睡眠の満足度についての質問には、全体の50%の方が普段の眠りの質はよくないと回答しています。

近年はマットレスを始めとして様々な睡眠グッズが普及しているにも関わらず、2人に1人が睡眠に満足できていないようです。

仕事や家庭でのストレスに加え、新型感染ウイルスや少子高齢化による将来への漠然とした不安感が現代人の眠りを蝕んでいるのかもしれません。

また年代別に分けてみると、30代以降は特に睡眠の質に満足していない人の割合が増加することがわかりました。

男性女性ともに30代を過ぎると、身体は急激に衰えると言われています。例えば男性では、テストステロンの分泌量は30歳をピークに年に1%ずつ低下していくことが明らかになっています。

テストステロンが低下した男性は睡眠時無呼吸症候群や夜間頻尿などの睡眠関連障害が発症しやすいことがいくつかの研究で報告されています出典[2]出典[3]

つまり若い時のようにぐっすり眠りたいと願っても、身体はどうしても眠りにくい状態になってしまうのです。

30歳を超えてから睡眠の質が低下したと感じている人は、衰えた身体をサポートするために、10代や20代の時以上に睡眠環境を整える必要があるでしょう。
 

マットレスは5年以上使うと睡眠の質DOWN。睡眠時間は1年使うと大幅に低下。

では睡眠環境の大きな1要因であるマットレスはどのくらい睡眠の質に影響を及ぼしているのでしょうか?

これまでマットレスの硬さ、通気性、広さについては十分に研究がなされており、下記のような結果が示されています。

  • 中程度の硬さのマットレスが背骨を支えることができ、眠りの質を高める出典[4]
  • 通気性のよいマットレスは寝床内の温度を快適に保つ出典[5]
  • 広いマットレスの方が寝返りがしやすく中途覚醒のリスクが少ない出典[6]

つまり程よい硬さで、通気性が確保されており、十分な広さがあるマットレスが快適な睡眠に必要ということです。

しかし、マットレスの寿命ついてはまだ明確なデータが示されておらず、寝具メーカーの現場の感覚から5~10年と言われているのみです。

そこで、今回はまずマットレスの使用年数別に睡眠の質がよくないと感じている人を分類しました。

その結果、マットレスの使用年数が増えるにつれて睡眠の質に満足していない人の割合が増える傾向にあることがわかりました。

特に使用年数が5年を超えると普段の眠りに満足していない人の割合が大幅に増加しています。

また眠りにおいては質のみならず、量も非常に重要です。続いてマットレスの使用年数別に睡眠時間が6時間未満の人を分類しました。

その結果、マットレスの使用年数が1年を超えると6時間未満睡眠の人の割合が大幅に増加することがわかりました。

2003年にペンシルベニア大学医学大学院が行った研究では、6時間睡眠を2週間続けると、2日間徹夜した時と同じくらい認知機能や注意力が低下していたことが報告されています出典[7]

1日徹夜するとビール中ビンを1本飲んだ時と同じくらい認知力が低下することを考えると出典[8]、慢性的な短時間睡眠は深い思考力や創造性が求められるビジネスパーソンにとって致命的であると言えます。

仕事の効率を高め結果を出したいと考えている人は、職場にいる時間に着目するだけでは不十分。自宅の睡眠環境にも目を向け、マットレスは短期間で交換するのがよいでしょう。
 

健康な生活習慣を心がけている人は寿命を迎えたマットレスでも眠れる傾向に。

とはいえマットレスは安い買い物ではありません。高頻度で買い替えることができるのはごく一部の人でしょう。

ではマットレスの買い替えが難しい人は、加齢による睡眠の質の低下を止める手立てはないのでしょうか?

そこで今回の調査ではマットレス以外に日頃の生活習慣にも着目しています。

まず現在のマットレスの使用年数が5年を超えている198人を対象に、日頃の運動量別に睡眠の満足度を分類しました。

その結果、週に1〜4回運動している人は、睡眠の質に満足している人の割合が多いことがわかりました。

適度な運動はストレスを解消し、また程よい疲労感をもたらし、寿命がきたマットレスの負の影響を打ち消してくれるのかもしれませんね。

一方で週5回運動を行っている人は、睡眠の質に満足している人の割合が大幅に減少しています。

過度な運動は自律神経やホルモンのバランスを乱し、かえって眠りの質を悪化させる可能性があります。また質の悪い睡眠で運動による疲労が回復しないため、どんどん疲れが蓄積していってしまいます。

マットレスの負の影響を打ち消す上では”適度に”を心がけて身体を動かすのがよいでしょう。

また体型(BMI)別に睡眠の満足度を分類したところ、健康体重(BMI:18.5~25)を保っている人は眠りの質に満足している人の割合が高いことがわかりました。

逆にBMIが25を超えると睡眠の質に満足している人の割合が大幅に低下します。

太ると仰向けになった時に喉に蓄積した脂肪が気道を圧迫し、気道が狭くなります。すると睡眠時に十分に酸素を吸い込むことが難しくなり、眠りの質が低下することが明らかになっています出典[9]

マットレスを高頻度で買い替えることが難しい人は、適度な運動や食事管理を通じて、健康な身体を保つことでより良い眠りを手に入れることができる可能性があります。

特に運動はランニングやウォーキングであれば無料で実施できるため、まずは週に1回から始めることをおすすめします。
 

調査結果のまとめ

今回は普段マットレスを使用している男女500名を対象に眠りの質や生活習慣に関する調査を行いました。

その結果、眠りの”質”を求める場合は5年で、”量”を追求する場合は1年でマットレスを買い替えるのがよいことがわかりました。

特に30歳以降は眠りの質が大幅に低下するため、身体の衰えをサポートするためにマットレスを定期的に買い替えることはおすすめです。

とはいえ、頻繁にマットレスを買い替えることは簡単ではありません。そこでマットレスの買い替えが難しい人は生活習慣をケアすることはおすすめです。

本調査では5年以上使用したマットレスを使っている人でも定期的に運動し、健康体重を維持している人は睡眠の満足度が高いことが明らかになりました。

ちなみに株式会社アルファメイルが運営する男性ヘルスケアブランド「ナイトプロテイン」では無料で相談や質問が可能なLINE窓口を設けています。

ナイトプロテインのLINE相談窓口には睡眠健康指導士やパーソナルトレーナー等の健康の各種専門家が常駐しております。眠りの質の改善に有効な運動や習慣を、お客様のご状況に合わせてご案内しておりますので、睡眠にお悩みの方は是非ご登録のご相談ください。

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※アンケートデータの引用について

本調査データは引用元(下記の出典とURL)を記載いただければ、自由に使用頂いて構いません。

出典:株式会社アルファメイル「寝具と睡眠の質に関する調査」https://plus.nightprotein.jp/articles/336

<アンケート概要>

  • 集計期間:2023年5月24日~2023年6月6日 
  • 調査方法:インターネット集計 
  • 調査対象:普段マットレスで寝ている男女
  • 調査人数:500名 
     

<運営会社概要>

  • 社名:株式会社アルファメイル
  • 主要事業:男性向けヘルスケアブランド「ナイトプロテイン」の企画・運営
  • 所在地:〒247-0056神奈川県鎌倉市大船2-18-16国米ビル3F
  • 代表者:渡邉 洋樹

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