執筆者
株式会社アルファメイル
ナイトプロテイン公式マガジン
弊社商品を購入したいただいた向けにお送りしているメールマガジンのバックナンバーをお届けします。
はじめに
だんだんと暖かくなり、春の近づく足音が聞こえてきましたね。
この季節、花粉症に悩まされるという方も多いのではないでしょうか?
意外かもしれませんが、花粉症もテストステロンに影響を及ぼすと考えられています。
花粉症は、風邪のような症状が出ることもある体への影響が大きいアレルギー疾患。
中でも
・鼻づまりによる睡眠の質低下
・食欲不振によるテストステロンの材料不足
・ストレス増加によるコルチゾール分泌量の増加
などの理由から、花粉症がテストステロン低下につながると考えられているんです。
さらに、花粉症用の市販薬を服用することもテストステロンへ関係する可能性が!
今回のメルマガでは、テストステロンと抗アレルギー薬との関係についてお伝えします。
抗アレルギー薬でテストステロンが低下する!?
「花粉症の症状がテストステロン低下に影響するというけれど、自分は花粉症の治療薬で症状が緩和されているから大丈夫!」
このように考えているそこのあなた!油断は禁物ですよ。
花粉症の症状を抑える市販薬・抗ヒスタミン薬の中には、精巣機能の維持に役立つとされるビタミン様物質コリンの働きを阻害するものがあるんです。
つまり、コリンがうまく作用しなくなることで、テストステロン分泌量や精子の質を下げる可能性が!
花粉症は、放置しても直してもテストステロンを低下させてしまうかもしれないのです。
ちなみに、抗ヒスタミン薬には第一世代と第二世代が存在しています。
第二世代は抗コリン作用が比較的弱いため、テストステロンへの影響をなるべく抑えるために第二世代のものを選ぶことがおすすめします。
<第一世代抗ヒスタミン薬(商品名/一般名の順に記載)>
・ポララミン/クロルフェニラミン
・アダラックス/ヒドロキシジン
・レスタミン/ジフェンヒドラミン
<第二世代抗ヒスタミン薬(商品名/一般名の順に記載)>
・ビラノア/ビラスチン
・デザレックス/デスロラタジン
・アレグラ/フェキソフェナジン
・アレジオン/エピナスチン
・タリオン/ベポタスチン
対策は根本治療のみ!数年後を見据えた対策を
今回のメルマガでは、花粉症とテストステロンの関係について、抗ヒスタミン薬をテーマにお伝えしました。
花粉症を抑えるために飲む薬がテストステロンに影響するかもしれないなんて、ちょっと驚きですよね。
花粉症を根本的に治療する方法として、アレルギー成分を舌の下から体内に吸収させて耐性を徐々に高める舌下治療法がありますが、治療には最低でも3年かかるため今すぐ花粉症を改善できるわけではありません。
しかし、花粉症は毎年発生する症状ですし、年間を通して高いテストステロン量を維持し続けるためにも、先を見据えて今のうちにクリニックへ相談に行くのもおすすめですよ。
今回のメルマガに関するご質問は、弊社公式LINEより受け付けていますので、気になる点についてお気軽にお問い合わせください。
テストステロンへも意識を傾けながら、辛い花粉症の季節を乗り切っていきましょう!
参考文献
- 公益社団法人 福岡県薬剤師会 抗ヒスタミン薬(ヒスタミンH1受容体拮抗薬)が抗コリン作用を有しているのはなぜか?(薬局)
- Potential negative effects of anti-histamines on male reproductive function
- 巣鴨千石皮ふ科 抗アレルギー薬一覧(第二世代抗ヒスタミン薬)
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