

執筆者
株式会社アルファメイル
NP+編集部
「オトコを科学する」をキーワードに男性の悩みや課題の解決を科学的根拠をもってサポート。運動や睡眠、栄養など、健康に関する正しい知識を提供するためにコンテンツを製作中。
プレワークアウトサプリって何?
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ワークアウトの効果を最大限に高めるために、トレーニーの中にはプレワークアウトサプリを飲んでいる人も多いのではないでしょうか。
プレワークアウトサプリメントとは、運動前に摂取するサプリメントのことです。
集中力とモチベーションの向上、筋力と持久力の向上、筋肉のパンプアップ、疲労回復サポートなどの目的で用います。
しかし目的によって摂取すべきサプリ成分は異なるため、どのような目的で飲むのかを決めた上でプレワークアウトサプリを選ばなくてはいけません。
そこで今回は、論文や研究を用いて学術的な観点からプレワークアウトにおすすめのサプリ成分7選を紹介します。
これからプレワークアウトサプリを取り入れてみたい方は、ぜひ参考にしてください。
プレワークアウトにおすすめのサプリ成分7選
それでは早速、プレワークアウトにおすすめのサプリ成分を見ていきましょう。
βアラニン

βアラニンとは、肝臓で作られる非たんぱく質性アミノ酸のことです。
βアラニンは運動パフォーマンスを向上させる「筋肉カルノシン」を増やす効果があるとされています出典[1]。
この運動パフォーマンス向上効果によって、正しいフォームで1回だけ挙げることができる最大重量(1RM)を増やせる可能性があるのです。
βアラニンを1日6.4 g摂取した被験者グループの5週間のトレーニングプログラムにおける1RMを測定した実験では、1RMが約19%も上昇したという結果になりました出典[2]。
継続的に1RMを計測すると、自分のトレーニングパフォーマンスを把握しやすくなります。
1回で挙げられる最大重量を伸ばしたい人は、ぜひ取り入れてみてください。
クレアチン

クレアチンは体内で生成されるアミノ酸の一種で、筋肉中にクレアチンリン酸として存在してエネルギーの貯蔵と供給に関わっています。
クレアチンはいわば「予備の燃料」として筋肉中に蓄えられ、運動時に燃料が不足するとクレアチンから燃料が供給され、瞬発的な力を発揮し続けることができるのです。
クレアチンサプリを摂取した男性のチェストプレスの強度を測定した実験では、摂取前は166.53kgだったのに対して摂取後は187.59kgと、筋力が約12.65%増加したことが明らかになりました出典[3]。
また6ヶ間クレアチンを毎日4g摂取し続けた場合、一般的な疲労症状の大幅な改善が確認された研究もあります出典[4]。
筋力向上と疲労改善の両方の効果が期待できるので、効率的にトレーニングパフォーマンスをアップさせたい方はぜひお試しください。
ビートルートジュース

ビートルートとは鮮やかな赤色が特徴的な根菜で、見た目だけでなく栄養価も非常に高く、近年注目を集めています。
ビートルートは血管を拡張させる一酸化窒素(NO)の前駆体である硝酸塩(NO3)を含み、血流が改善されることが分かっています。
血流が改善されると筋肉が活動するために必要な酸素と栄養素の運搬がスムーズになり、その結果トレーニングパフォーマンスが向上しやすくなるのです。
実際にビートルートジュースの補給によって、ベンチプレスでの1セットあたりのレップ数が5%上がったという研究もあります出典[5]。
「あともう1回追い込みたい!」という日には、ビートルートジュースがぴったりかもしれませんね。
HMB

HMBとは必須アミノ酸であるロイシンが体内で代謝されて生成される物質で、筋肉の合成促進や分解抑制する効果が期待できます。
3gのHMBを7週間にわたり摂取して毎日2~3時間のトレーニングを行った実験では、ベンチプレス1回の最大反復が平均6.8kg増えました出典[6]。
同研究では効果を実感したい場合は1日1gを3回に分けて、合計で1日3gの HMBを摂る必要があるとのこと。
さらに筋トレの30分前にHMBを摂ることで、筋トレ後のホルモン反応が高まる可能性があると結論づけた論文もあります出典[7]。
以上のことから、HMBはプレワークアウトサプリとしても優秀な成分であると言えるでしょう。
カフェイン

カフェインは、持久力の向上を目的としたプレワークアウトサプリにおすすめです。
カフェインの摂取によって持久力のパフォーマンスが向上したという研究を見てみましょう。
この研究では運動の45分前にカフェインを摂取したところ、疲労困憊までの時間は対照群より平均24.2%も伸びたことが確認できました出典[8]。
さらにカフェインは末梢神経と中枢神経の両方に作用して、集中力の向上にも効果があります出典[9]。
これらの結果から見ると、高重量を扱うため集中したい人はその日のトレーニング前にカフェインを摂取しておくのがベストでしょう。
バイオドーパ

「バイオドーパ」とは、インドの伝統医療であるアーユルヴェーダで古くから使われてきたムクナ豆を原料とした新素材です。
やる気を引き出すドーパミンの材料となる「L-DOPA」を30%以上含有するように規格化されているため、集中力の向上にはもってこいのサプリメントです。
100㎎のL-ドーパを摂取させて90分後に新しい語彙学習をさせたところ、集中力が高まり、単語学習の速度や学習の定着率、長期的な記憶力の向上が見られました出典[10]。
以上の結果から見ても、バイオドーパを筋トレ前の摂取することでトレーニング中の集中力向上にも使える可能性があります。
オキシストーム

オキシストームとは赤ほうれん草(レッドスピナッチ)から抽出したエキスで、スポーツ栄養分野やドリンクなどで使用される成分です。
このオキシストームには一酸化窒素(NO)の前駆体である硝酸塩(NO3)が9%以上含まれているのが保証されていることでも知られています。
低酸素な環境だと硝酸塩が一酸化窒素に変換されやすくなるため、オキシストームは無酸素運動である筋トレとの相性が良いと考えられます。
先ほども説明したように、一酸化窒素が増えて血流が改善されると酸素や栄養素が筋肉に運ばれやすくなります。
その結果トレーニングパフォーマンスが向上して筋肉の成長や筋力アップに繋がりやすくなるのです。
とある研究によれば、オキシストームの摂取30分後になると体内の硝酸塩の濃度が高まることが明らかになりました出典[11]。
またオキシストームは摂取後8時間程度持続すると結論づけた研究もあるため、長時間トレーニングをする日にもおすすめです出典[12]。
プレワークアウトサプリでパフォーマンス向上!
今回はトレーニング前に摂取してもらいたいプレワークアウトサプリのおすすめ成分を7つ紹介しました。
プレワークアウトサプリには筋力と持久力の向上、筋肉のパンプアップ、疲労回復サポートなどさまざまな効果があります。
自分の目的に合ったサプリを選んで継続的に摂取すれば、トレーニングパフォーマンスが向上して身体も変化しやすくなるでしょう。
しかし、プレワークアウトサプリを飲んだからといって急にその効果を実感することはありません。
あくまで食事、トレーニング、休養をメインに身体づくりのサポート的に使用することが大切です。
継続的に飲むことでその効果を得られるので、飲む習慣を身につけるようにしましょう。
出典
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