執筆者
株式会社アルファメイル
ナイトプロテイン公式マガジン
弊社商品を購入したいただいた向けにお送りしているメールマガジンのバックナンバーをお届けします。
睡眠不足がオトコを下げる5つの理由
えっ、そんなのも?と思うほど睡眠不足の悪影響は甚大。
昼も夜も悪い影響をもたらす、睡眠不足のデメリットをご紹介していきます。
脳機能が鈍り集中力・認知力の低下
お昼も精力的働く方々に絶対に知ってもらいたい事実。
それが、睡眠不足が脳機能の低下を発生させ、集中力や認知力に悪影響をもたらすのです。
睡眠中の脳は、活動時に認知した内容の整理や脳内の毒素となる物質を除去しています。
実際にアメリカの大学が睡眠中の脳内を観測したところ、アルツハイマーの原因となるβアミノイドと呼ばれる有害物質を除去していることも確認されています。
また、長期的な睡眠不足が続くと判断力や記憶力の低下にもつながり、短期的な睡眠不足でも注意力の散漫や認知機能の低下に陥ってしまうのです。
ちなみに、短時間睡眠時間が減少でも悪影響。
16分間睡眠時間が減るだけで、翌日の仕事のパフォーマンスが明らかに低下したとの研究も存在します。
数分睡眠時間を削っても仕事への影響はないと甘くみてはいけないということです。
仕事でも最大のパフォーマンスの発揮するためには、前日の夜からしっかりと準備しておく必要があるんです!
食欲ホルモンが崩れ、太りやすく
最近お腹がでてきた…。
それ、睡眠不足が原因かもしれません。
睡眠時間が減少すると、ホルモンバランスが乱れ食欲が抑えられなくなってしまうのです。
ここで憶えておくべきは、『グレリン』と『レプチン』の2つのホルモン。
グレリンは食欲を促進する作用があり、レプチンには食欲を低下させる働きがあるんです。
つまり、健康的な体型を維持するためには、グレリンを低下させ、レプチンを高める事がマスト。
でも睡眠不足になると、グレリンが増えてレプチンが減るという太りやすい身体の状態になってしまうのです。
実際にシカゴ大学の研究では睡眠不足な人ほど食欲が旺盛になり、夜間にスナック菓子などのカロリーが高いものを食べる傾向にあったと報告されています。
さらに、睡眠不足とBMI(肥満度をあらわす指標)の強い関係性があると結論も。
睡眠時間を削ってダイエットを頑張っている方はまずは睡眠不足を解消しましょう。
十分な睡眠時間を確保することで肥満予防にもなるのです!
テストステロン減少で精力減退
男性を男性たらしめているホルモンであるテストステロン。
実はテストステロンは睡眠不足によって減少してしまうのです。
なぜなら、テストステロンは睡眠中に分泌されるから。
つまり、睡眠時間が減少することで、テストステロンを分泌可能な時間も減り、体内のテストステロン量も減少するというわけです。
アメリカの大学の研究で被験者に5時間睡眠を1週間継続させた結果、最大でなんと15%ものテストステロンの分泌率が低下したと報告されています。
中程度の睡眠の質でさえも性機能が低下する可能性が十分あるとの発表までも。
オトコとして逞しい身体を維持するためには、十分な時間、質の高い睡眠をとる事は必要不可欠なのです!
ホルモンレベルでストレスが増え、鬱の原因にも
さらに、睡眠不足はホルモンレベルでストレスを増加させる働きもあります。
上手にストレスケアを行うためには、適切な疲労回復が欠かせません。そして睡眠中がまさしく、その「疲労回復モード」の身体の状態なのです。
が、睡眠不足の状態だと、「寝ていても」身体は休まる状態にならず、適切に疲れを取り除く事が出来ません。
その結果、疲れている状態が継続し、心身ともに不調をきたし、ストレスを誘発するコルチゾールと呼ばれるホルモンの分泌が促進されてしまうのです。
実験でも睡眠不足により、ストレスホルモンの向上は確認されており、4時〜8時の間に意図的に起こされた被験者のコルチゾールレベルが大きく上昇したと報告されています。
また、世界中で発表された睡眠と健康の関連性を調査した論文、2011本の報告書では、不眠症や眠りに問題を感じている人が鬱に悩む割合は、適切な睡眠を取れている人の2倍だったとの報告もあります。
現代人の多くを悩ませる鬱。
実は睡眠不足も大きな原因の1つなんです。
成長ホルモンが減り、疲れやすい身体に
睡眠は単純に身体を休めているだけではありません。
疲れが溜まりにくい身体作りにも寄与しているのです。
それが「成長ホルモン」の分泌。
細胞を修復するホルモンであるため、健康的でエネルギーに溢れた身体を維持するためには不可欠なのですが、睡眠不足になると体内量が著しく減少してしますのです。
ちなみに、睡眠時間だけを意識すれ良いワケではありません。
質も重要なのです。
実際に、睡眠の質が低下したことで、成長ホルモン分泌が大きく低下したと報告する論文も存在します。
このように眠りはホルモンレベルで身体に大きな影響を及ぼします。
疲れているな…と感じたら、時間だけでなく質も高い眠りを実現できるように意識してくださいね。
睡眠不足は数多の健康デメリットあり!毎日8時間の確保がおすすめ
今回のメルマガでいかに睡眠不足が私たちの生活に悪影響をもたらすかが理解していただけましたでしょうか?
精神面・肉体面で重要なホルモンの多くは睡眠中に分泌されます。
そのため、高いパフォーマンスを出し続けるためには、睡眠時間は絶対に確保すべきなのです。
もっというと睡眠はQoL(人生の質)にまでも変えてしまうもの。
豊かな人生を実現するためにも、睡眠には徹底的に拘ってもらいたいところ。
というわけで、次回のメルマガでは睡眠の質を高めるための方法をご紹介します!
参考文献
- Sleep drives metabolite clearance from the adult brain
- Sleep deprivation: Impact on cognitive performance
- Bidirectional associations of sleep with cognitive interference in employees' work days
- Sleep influences on obesity, insulin resistance, and risk of type 2 diabetes
- Short Sleep Duration Is Associated with Reduced Leptin, Elevated Ghrelin, and Increased Body Mass Index
- Role of sleep quality in the metabolic syndrome
- Effect of 1 Week of Sleep Restriction on Testosterone Levels in Young Healthy MenFREE
- Sleep Quality, Duration, and Associated Sexual Function at Older Age: Findings from the English Longitudinal Study of Ageing
- Sleep loss results in an elevation of cortisol levels the next evening
- The Prospective Association between Sleep Deprivation and Depression among Adolescents
- Insomnia as a predictor of depression: A meta-analytic evaluation of longitudinal epidemiological studies
- Cortisol Secretion in Depressed and At-Risk Adults
- Effects of Growth Hormone Administration on Muscle Strength in Men over 50 Years Old
- Growth hormone secretion during nocturnal sleep in normal subjects
- Prevalence and impacts of poor sleep on quality of life and associated factors of good sleepers in a sample of older Chinese adults
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