執筆者
株式会社アルファメイル
ナイトプロテイン公式マガジン
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目次
勃起能力はテストステロンに依存する
テストステロンはベッド上での「勃起力」に直接的な影響を及ぼします。
そもそも「勃起」の発生メカニズムからお話しましょう。
最初の一歩が性的な刺激の認識。
視覚や聴覚などの5感だけでなく、妄想など脳内活動を含め、性刺激を脳が認識する事が「勃起」の始まりです。
その後、脳は神経系を通して局部周辺の筋肉及び血管の弛緩を指示します。
その結果、陰茎内海綿体に血流が流れ込み、勃起現象が発生するのです。
で、このメカニズムの中でのテストステロンの役割1つ目が血流への影響。
血管の弛緩に不可欠な一酸化窒素(NO)は、NOSと呼ばれる酵素が活性化する事で体内量が増加します。
テストステロンはこのNOSの活性化に不可欠なホルモンなのです。
さらに、テストステロンは男性機能を維持する細胞や神経伝達物質の形成にも使われます。
ボストン大学医学部が発表した論文では、テストステロン欠乏が結果的に陰茎組織の病理学的変化をもたらし、勃起不全に繋がると結論づけています。
このようにテストステロンは陰茎組織も勃起時のメカニズムにも重要なホルモンなのです。
健康的な性的衝動はテストステロンが引き起こす
テストステロンは性欲や性的衝動とも密接に関わるホルモン。
アメリカの最大手ヘルスケアメディア『Healthline』でも性欲減退の理由として最初に紹介されるほどです。
とはいえ、性欲は非常に複雑な心理現象。
テストステロンが性欲に対して働きかけるメカニズムも明確な事はわかっていません。
(最新の論文ではテストステロンが異なるホルモンに変化する際に、特定の脳部位を刺激する事で性欲が沸き起こると言われています)
一方で統計データでは数多くの論文が存在します。
それが10代後半の(異常に)力強いムラッと感。
抑えられない衝動(笑)を感じた事があるはずです。
実はこれ、テストステロンの体内量が急激に増加するために発生します。
健康的な男性は20歳前後でピークに達し、30歳前後から少しずつ低下していくのです。
つまり、高校生の時の力強い衝動も、働き始めてからの落ち着きも、元をたどるとテストステロンの分泌量が強く影響しているのです。
最近、力強い衝動を感じない方。
もしかしたら、テストステロンが減少し始めているかもしれません。
子供を授かる力にも大きく影響
子供が欲しい!
現在妊活中!
という男性に是が非でも知って頂きたいのが、体内テストステロン量と精子の質の関連性。
実はテストステロンは精子と同じく睾丸(金玉)で作り出されるホルモンです。
そのため、体内量が多い=睾丸がよく働いている=より健康的な精子が作られると考える事ができます。
実際、トンカットアリエキスを200mg、9ヶ月間摂取することでテストステロン量が向上し、同時に精子密度が約180%改善したとも報告されています。
また、テストステロン量が低い男性ほど精子の質も低いという結果も別の論文で出ているのです。
強い男性ほどテストステロンが豊富。
生殖機能の根本レベルで確認されている事実なのです。
ダイナミックな動きの実現に不可欠な筋肉組織
ベッド上でダイナミックに動くために不可欠な筋力。
テストステロンの影響を最も強く受ける身体のパーツと言っても過言ではありません。
なぜなら、筋肉に不可欠なタンパク質の合成をテストステロンが担っているからです。
アメリカのミズーリ州にある大学病院が行った実験やニューヨークの大学で行われた臨床試験でも、テストステロンの増加が筋肉量増加に直接的に影響があると報告されています。
また、先程もお話したトンカットアリの抽出物でも筋肉量増加は学術的に確認済み。
50mgを6週間継続摂取した結果、体脂肪減少&筋肉量アップしたと報告されています。
ちなみに筋トレはテストステロン向上にも◎。
つまり、筋トレをがテストステロン量を増やし、それによりさらに筋肉量が増える好循環を生み出す事が出来るのです。
ベッドでのパフォーマンスアップに欠かせない筋肉。
成長させるためにもテストステロンを増やす生活を意識したいですね!
自分自身を小さくするお腹の脂肪にも影響アリ
男性なら誰もが気になる自分自身のサイズ。
大きくする方法は十分な学術的実験や試験も行われておらず、迷信ばかりがネット上で溢れています。(騙されないように注意してください)
そんな中、確実に大きくする方法が1つだけあるんです。
それが、お腹周りの脂肪の除去。
下半身のサイズを決める海綿体は、実は大部分がお腹の中に埋まっています。
腹囲に脂肪が蓄積すると、海綿体の埋没度が高くなる=自分自身も小さくなってしまうのです。
だからこそ、お腹の脂肪は可能な限り落としきり、スマートな腹囲の実現を目指しましょう。
で、テストステロンの向上がスッキリとした腹囲の実現に非常に有用。
骨や筋肉の生成を促し、新陳代謝を促進する役割も担っているため、体内量の増加が減量に直結するのです。
パキスタンの大学が行ったBMIとテストステロン量の関係性を調べた実験では、テストステロン量が低いほどBMIが高い(=肥満度が高い)という結果がでています。 (ちなみに、この実験ではウェストも太い事が判明)
自分自身のサイズ面でのパフォーマンスを最大化させるためにも、テストステロン量を増やし腹部の脂肪を減らす事は不可欠なのです。
テストステロンを低くする生活習慣をセルフチェック!
今回はテストステロンが夜の逞しさの維持や改善にどれだけ重要なのかを中心にお話しました。
とはいえ、テストステロンが減っているかどうかはわかりにくいのが実情です。
「俺って大丈夫かな…?」と少しでも思ったら、以下のような事がないのか要チェック!
- 7時間以下の睡眠が続きがち
- 夜中に定期的に起きてしまう
- 直近1週間で運動をしていない
- 以前と比べてネガティブな考えが増えた
- 物事に積極的に取り組めない
もちろん上記以外にもテストステロンが低下してしまう要因はたくさんあります。
大切な事は健康的な生活習慣を送っているかどうか、と、以前とくらべて不調を感じていないかどうか、です。
少しでも気になる事があれば、ぜひLINEで相談してくださいね。
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参考文献
- Testosterone and Erectile Function: From Basic Research to a New Clinical Paradigm for Managing Men with Androgen Insufficiency and Erectile Dysfunction
- Nitric oxide mediated erectile activity is a testosterone dependent event: a rat erection model
- The Relationship between Libido and Testosterone Levels in Aging Men
- Low Testosterone and Semen Parameters in Male Partners of Infertile Couples Undergoing IVF with a Total Sperm Count Greater than 5 Million
- Effect of testosterone on muscle mass and muscle protein synthesis
- The benefits and risks of testosterone replacement therapy: a review
- Testosterone and obesity
- Association between serum total testosterone and Body Mass Index in middle aged healthy men
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