具体的な食材を紹介する前に…、重要な栄養素をいくつかご紹介します。 

まず、テストステロンの直接的な原料となるコレステロール（脂質）。 

あとは欠乏するとテストステロンの減少が確認されている亜鉛とビタミンD。 

最後が睾丸の細胞を守り、健康的なテストステロン分泌を維持するマグネシウムやポリフェノール類などの抗酸化成分です！ 

ここからご紹介する食材も、いずれの栄養素を基本的には豊富に含んでいます！ 

それでは1つずつ見ていきましょう！ 

サーモン：男の健康を総合的に改善 

誰もが一度は食べたことがあるサーモン 

非常に栄養価が高く、タンパク質からやビタミン類までバランス良く含有しています。

さらに『ビタミンD』も魚介類でトップクラスの含有率！

サーモン一切れで1日の推奨量（5.5µg）を優に上回る約25ugも含んでいるのです。

その他に、質の高い脂分＝テストステロンの原料を含有しているのも見逃させません。 

強い抗酸化作用を持ち、血行をサラサラにする働きが期待できる不飽和脂肪酸（オメガ3）を多く含んでいるのです。 

つまり、サーモンは質の高いテストステロンの原料（脂質）・分泌サポート成分（ビタミンD）を含み、さらに血液までサラサラにしてくれるトリプルパンチが期待できる食べ物なんです！ 

バナナ：維持だけでなく増加も！ 

例えば、『マグネシウム』。 

バナナ1本に32mgと、テストステロン上昇に十分な量が含まれています。 

トルコの大学の研究では、被験者に毎日10mgのマグネシウムを摂取させたところ、テストステロン値が統計的有意に上昇したと報告されているほど。 

さらに、バナナに含まれる『ブロメライン』も要チェック。 

強い抗酸化作用を持ち、運動後の酸化ストレスを軽減し、結果的に酸化ストレスに弱いテストステロンを保護する事となり、高い分泌量の維持サポートに効果的なんです。 

サイクリング大会の参加者を対象にした研究では、6日間100kmを自転車で走行した男性に毎日1gのブロメラインを摂取させたところ、テストステロン値が維持できたとの報告があります。 

つまり、バナナにはテストステロン増加の可能かつ減少までも抑えることが期待できるのです。 

牡蠣：必須な栄養素を含有！ 

生、焼、煮、揚。 

どんな調理法でも美味しく食べられる牡蠣 

「海のミルク」と別名が付くほど滋養強壮に優れた食品とされ、古くから重宝されています。 

もちろんテストステロンにも◎。

豊富に含有する亜鉛が、テストステロンの維持に不可欠だからなんです。

実際、意図的に亜鉛欠乏にさせられた男性は、体内のテストステロン量が75％も低下したと報告する論文も存在します。 

「でも、牡蠣の磯の香りと食感が…」みたいな方もいらっしゃるはず。 

そんな人はガーリックバターで焼いてみてください！ 

カリッとした触感とガーリックの香ばしさに、牡蠣の独特な風味が加わり最高です。

牡蠣が苦手な私でも美味しくいただけるメニューなので、是非試してみてくださいね。

生姜：強力な抗酸化作用で妊活にも◎！ 

身体を温める働きがよく知られる『生姜』 

実は滋養強壮だけでなく、テストステロンの向上にも効果が期待できます。 

「ショウガオール」と「ジンゲオール」と呼ばれる生姜特有の成分が、強力な抗酸化作用を持ち、酸化ストレスに弱いテストステロンを保護してくれるのです。 

75名の男性に生姜サプリを3ヶ月接種させた実験では17％の向上。ネズミの実験では精巣の重量が増加し、テストステロンの産出能力が高くなった事が示唆されました。 

さらに、医師からは精子の質の向上にも期待ができるとコメントもついています。 

テストステロンを高め逞しさの実現を目指す男性だけではなく、妊活中の男性にもおすすめの食材です。 

ザクロ（ザクロジュース）：ポリフェノールで激増！ 

果物の中では、圧倒的にザクロがテストステロン向上にはおすすめです。 

アントシアニンやエラグ酸など多種のポリフェノールを豊富に配合し、身体中の酸化ストレスを抑制してくれます。 

結果として、テストステロンを作り出す細胞も酸化ストレスから守るために、分泌量の維持向上が期待できるというわけです。 

実際の研究でも効果は確認されています。スコットランドの研究では、60人の被験者にザクロジュースを2週間飲ませました。

その結果、唾液中のテストステロン量が24％向上したと報告がされています。 

スコットランドの研究のように、ザクロジュースでも代用が可能。

ジュースなら手軽に摂取できるので、スーパーで見かけた時には是非お手に取ってくださいね。 
 

男の逞しい身体作りに欠かせないテストステロン。

効果的に体内で作り出すためには、栄養素への配慮も欠かせません。 

亜鉛やビタミンDなど必須と言われるミネラルやビタミンは不足しないようにし、その上で不飽和脂肪酸やポリフェノールなどを摂取することを意識してください。 

今回ご紹介した食品以外にも、ボディメイクや夜の活力に効果的な食材は多く存在します！ 

Twitterでの情報発信でもご紹介していますし、より細かなご相談や質問は公式LINEで承っております！ 

みなさんの生活週間や好き嫌いに応じて、回答をいたしますのでお気軽にご連絡ください！ 

一緒に逞しい身体作りを実現させていきましょう！